10月 08

ママさん新幹線運転士

先日、読書好きの友人から聞いた話が私にとっては驚きで、そして感動でもありました。一緒にランチをしていた時に彼女が言ったんです。「この前、読んだ本に新幹線の運転士さんのことが書いてあったんだけど、それが女性の運転士さんなの。それもママなんだよ、その人」って。女性で新幹線の運転士さんなんて、すごく意外でした。最近、私が乗ってる線では車掌さんはよく見かけるけど、運転士さんも増えてるんですね。友人の話では、その彼女の旦那さんも同じJR東日本に勤めていて、奥様を応援してくれていて家事も分担してくれてるんだそうです。それに、実家の親御さんの協力も大きいみたいです。友人から聞いた話の中で一番心に残ったのは、子供たちとのことです。「ママ、かっこいい」って言ってくれるんだって。それって、嬉しいですよね。『新幹線運転士のママ』は男の子たちからは大人気なんだそうです。でも、トラブルがあれば休みでも急に出勤しなきゃいけなくなるときもあって、そんなときには子供たちに後ろ髪を引かれながら出かけるんだけど、まだ幼い子たちが敬礼をして送ってくれるらしいんです。涙が出そうになります。彼女はオンとオフを明確に切り替えができるから「人生が2倍楽しくなった」って話してるんだって。私たちも負けていられないなって思いました。オンとオフをしっかり切り替えて、仕事もプライベートも楽しまなくっちゃね。「人生が2倍楽しくなった」って言ってみたいです。

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9月 24

気が気でない電車

いつも電車に乗っている時には本を読みます。もちろん、座れたら……のお話ですけどね。立って本に集中している人も見かけますけど、私にはそれは無理です。揺れる中、よくそんなことができるなって感心してしまいます。そんな人を見ると、私も体幹を鍛えなきゃいけないなぁって思ってしまいます。そんな電車での読書ですが、座っていれば短時間でも意外と集中して読めます。ただ、物語の佳境に差し掛かったところで駅に着いてしまって降りなきゃいけなくなったりするから、そんなときには泣く泣く本を閉じます。
そんな電車での読書だけど、先日はちょっと様子が違ってました。運よく座れたから、小説の続きを開きました。でも、なぜか体が安定しないというか、読みにくいといった感じだったんです。なんだか運転が荒いような……。ものすごいスピードを出してるように感じてしまうんです。そして、駅に着く際には急停車、とまではいかないけど、そのたびに体が揺れます。そのうち、胸がざわざわして、なんだか気が気でなくなりました。以前あった電車の事故を思い出したりして、不安でしかたなくなったんです。そうなれば、楽しみだった小説もストーリーどころではありません。他の人は何も思ってないのかな。周りを見ても、みんな普通の顔をしています。まぁ、この状況であたふたする人もいませんよね。でも、心の中では私と同じように気になっていた人もきっといるはずです。結局、何事もなく無事に駅についたんですけどね。でも、残念ながら読書タイムは台無しでした。やっぱりスムーズな運転で、小説を楽しみたいものです。

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9月 10

物語ではなかった小説

小説はまるで事実かと思えるようなものもあれば、絶対に有り得ないというようなファンタジーもあります。ミステリーや刑事もの、医療小説などは事実に近い物語だと思います。ストーリー自体は架空の話だとしても、事実以上に綿密に計算されているところが凄いなあっていつも思うんです。
先日、ある小説について書いてあったんですけど、それが実話だったんだって。それまで普通の物語だと思われていたのに、最後の最後に作者から実話だったと明かされたようなんです。作者自身の体験が書かれていたってことなんです。そういうのって私小説っていうんでしたっけ。けど、それだって、多少の脚色はあるんだから実話とはまた違うのかもしれません。でも、連載されていたものが大人気だったっていうんだから、どれだけエンターテーメントな生活なのかなって思っちゃいます。作者自身もまさか読者に受け入れられるとは思っていなかったらしいんです。日記のように単に実際にあったことを書くのが楽しかったから書いていただけなんだって話していました。彼女は、好きなことが仕事になるということは本当に大きな喜びだと語っています。自分にそんなことが起こるとは思いもしなかったとも。世の中にはさまざまな仕事があります。好きなことが仕事になるというのは誰もが憧れることだと思います。実話を書いて、夢が現実になったっていうことですね。

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8月 27

昼間とは思えない空模様の日に

先日、仕事中に用事で外出したんだけど、あいにくの空模様でした。昼間とは思えないほど薄暗くて、空からは幾筋もの雨が落ちてきていました。ザーザーと激しく降っているのではなく、耳をすませば雨音が聞こえるような感じだったから、余計陰気な気持ちになるんです。もちろん外出するには土砂降りよりはマシだと自分に言い聞かせるんだけど、テンションは下がりっぱなしです。歩道のくぼみには、いくつもの水たまりができていました。だから、足元にも気をつけないと水をはねてしまってパンツにシミが出来てしまいます。憂鬱に思いながら歩いていたら、目的地の近くに公園がありました。小さな池があってベンチも見えます。それこそ、晴れていれば最高の癒しの場です。でも、雨の中ではひっそりと息をひそめているように感じました。でも、その風景をみていたら、どこかで見たことがあるような……って思ったんです。いつ、どこでこれと同じような風景を見たんだっけ。あ、そうだ。思い出しました。以前に読んだ小説の始まりのシーンです。主人公の男の子がそこで一人の女性と出会うんです。そうそう、こんな公園だったな……って、実際に見たわけでもないのに、勝手に納得してしまいました。すべては、小説の文章からの私の勝手な想像なのに。でも、その物語を思い出したから、帰り道はその風景を楽しめたんです。ちょっとしたことで気分って変わるものですね。

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8月 15

登場人物の名前

赤ちゃんが生まれたら、親からの最初のプレゼントが名前です。考えてくれたのは、もしかしたらお祖父ちゃんやお祖母ちゃんかもしれません。でも、一生その子に寄り添っていくことになるんだから、すごく重みのあることだし、色んな思いや願いがあるでしょう。最近はアニメさながらの名前も多いみたいですよね。先日も職場の人の娘さんに赤ちゃんが生まれたって聞いたんですけど、その名前にビックリ。イマドキだなぁて感じでした。『キラリン』とした印象です。でも、漢字が難しい、というか読み方が難しいんです。けど、きっと色んな想いがあるんでしょうね。私の場合、いたって普通だから、小さい頃は「もっと漫画の主人公みたいなのが良かったのに」なんて思っていましたけどね。
でも、いつも感心するのが小説に出て来る登場人物の名前です。著者が考えているんだと思うんですけど、なかなか凝っています。特に、小説の場合は苗字の方に驚くことが多いです。実際にはあまり耳にしたことがないような苗字がけっこうあるんですもの。その職業を意識して付けられているのかしれません。先日、登場人物のほとんどが大学生の物語を読んだんだけど、みんな本当にイマドキの大学生という印象でした。こんな風に名前ひとつとっても、そこに小説の楽しさってあるんですよね。

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8月 01

自分で決めるって難しい

先日、知人に誘われて……というより、付き合ってと言う方が正しいんですけど、『占い』に行ったんです。なんでも雑誌で見かけて興味を持ったんだって。雑誌に載ってるくらいなんだから人気がある人なんだと思うんだけど、そもそも私は占い自体をあまり信じていません。いえ、信じていないというよりも、やっぱり悪いことなどは気になってしまうから、あまり目にしたくないというのが本音です。それに囚われることが苦手なんです。朝のテレビで今日の運勢なんていうのをやっていますけど、あえて見ないようにしています。けど、たまたま目の前で始まってしまったら、やっぱり気になってしまいます。だから、付き合うだけで私は絶対に見てもらわないと決めていました。
知人は仕事面で少し悩んでいることがあったから、ちょっと相談したかったみたいです。彼女が占ってもらっている隣で聞いていたんだけど、当たっているような当たっていないような。まぁ、昔から『当たるも八卦当たらぬも八卦』って言いますものね。けど、それよりも私はもっと驚くことがあったんです。そこでは、料金が決まっていなかったんです。つまり、見てもらった人が自分の気持ちで支払うんです。そんなことがあるんですね。以前に読んだ小説に、探偵料をお客さんが結果に見合うだけを振り込むというのがあったけど、物語だからそれで成り立つんだなって思っていたんです。それにしたって小説だとわかっていながら、その人が一体いくら振り込んだんだろうってちょっと気になったものでした。
知人が財布から出した金額は、それが相場なんだそうです。でも、自分で決めるって、なんだか気を使っちゃいます。「これだけ?」なんて思われたらいけないし……難しいです。

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7月 19

極上の読書

子供のとき、チョコレートが大好きでした。板チョコだけでなくビスケットにコーティングしたものも紅茶に合わせて母がおやつに出してくれていました。そうそう、ひなあられの中に混ぜっている『チョコあられ』なんて、それだけを探し出して先に全部食べてしまったものです。だからか、「チョコレートを沢山食べると鼻血が出るよ」と母からよく言われたものです。でも、それは間違いなんだそうです。大人になってからテレビで聞いたように思います。今では誰に叱られるわけでもなく、食べようと思えばいくらでも食べることができるんだけど、ダイエット面から考えると、それは大敵です。食べたくてもやっぱり我慢してしまいます。罪の意識に駆られますしね。だから、ときどき自分へのご褒美のように考えています。一粒一粒が宝石のように美しく造られているちょっと高級なチョコレートを買って来ます。それをトレーに乗せてコーヒーを淹れて、ソファに腰かけたら極上の読書タイムの始まりです。ページをめくりながら、指でつまんでポンと口に一粒運びます。その一口は濃厚でなめらかで、何も考えなくてもいいのです。ただ、無意識にその深い味を確かめている私がいます。文字を追っているのに、思わず鼻歌を歌ってしまいそうになることもあります。ここ最近はそのベストコンビを味わってないなぁ。久しぶりに極上の読書をしましょうか。

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7月 04

あ、それ、この前読んだ

先日、ある雑誌で『就活生が読む小説』というタイトルのコラムに目が留まりました。そこで紹介されていたのは、つい先日、私が読んだ小説でした。だから、コラムを読んでいても思わず心がざわつきました。冒頭の一節が書いてあって、それがなかなか衝撃的でもあるから、ページをめくった瞬間のイメージが蘇りました。私は今、就活とは縁がないけど、実際にその渦中にいたのなら、またきっと違う印象を持つのかもしれません。その大変さや怖さを実感するかもしれないです。
他にも数冊の本が紹介してあったんだけど、中には本当に実践的な小説もあるようでした。エントリーシートの書き方や面接のフローなど超リアルなんだって。けど、入社試験って勝ち取っていかないといけないから戦いなんですよね。そこを乗り切らないといけないけど、もちろん、そこはゴールじゃないんです。今の世の中、精神的に強くないとやっていけないのかなって思ってしまいます。まぁ、立場が変われば当たり前といえば当たり前なんですけどね。採用する側は、企業にとって有能な人材が欲しいわけですものね。
でも、ある自動車会社の社長が社員に勧めたという本も紹介されていて、すごく読んでみたいなって思いました。それは、ブラジル人の作家が書いた童話風の物語なんです。その社長が講演会で若き幹部候補生に紹介したんだそうです。学生にとっても心の支えになる1冊なんだそうです。『心の支えになる』というところがすごく響きました。童話風というところも気になります。これは探してみる価値がありそうです。

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6月 21

見方を変えると……

誰もが知っている文豪の小説でも、ただ読むだけでなく、ちょっと見方を変えてみるとすごく面白いみたいです。文豪と呼ばれる有名な小説家は、ほとんどが社会科の教科書か国語の教科書で知ったものです。もちろん、どこかでその名前や作品名を聞いたことはあったかもしれないけど、私は小学生のときにいきなりそんな人達のものを読もうとは思いませんでした。教科書で知ってから興味を持って、少しずつ読んでみたものです。だから、結局、しっかりと手に取っていたのは中学生くらいかな。けど、その時には、ストレートにその文章を受け取って、もちろん、自分なりの感性で考えてはいたとは思いますけど、違った角度から見てみるなんてことはしていません。だから、先日、ある有名な小説の作者の意図や手法について書いてあるコラムを見かけてすごく興味を持ったんです。まさに純文学の代表ともいえるその作品を私は大人になってから読んでいません。ただ物語のストーリーを追っていた昔とは違って、今ならその意図をくみ取れるように思います。本に向き合う気持ちに余裕ができたとでも言えばいいのか、文章を紡ぐ手法にも目を向けてみたいなって思います。もしかしたら、全く違ったイメージを受けるかもしれません。再びページをめくってみたいって、今、強く思っています。

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6月 06

自分の知らない記憶

子供の頃のことですごく鮮明に覚えていることがあります。でも、逆に、なんとなく朧に覚えてはいるんだけど、それが本当のことなのかどうか自分でもわからないこともあります。もしかしたら、勝手な空想なんじゃないかなって思えてくるようなことです。実は私には、誰かにおんぶされて雪道を進んで行く映像が頭の中にあるんです。暗かったから夜だと思うんだけど、そこは駅なんです。と言っても、駅舎が見えるわけではなく、単純に私がそう思っているんです。道の両側にはなんと屋根まで雪が積もっています。母に聞くと、「たぶん鳥取かな」という話なんですけど、そんなことがあったかどうか母には記憶がないみたいなんです。鳥取には親戚がいるから、ありえないことではないです。でも、映画の一場面のようなその状況を思い出すたびに、不思議な気持ちになります。
でも、この前、読んでいた小説にもちょっと似たような一節があったんです。主人公の女性が冷やし中華を食べる場面なんだけど、食べていたら懐かしくて、彼女はおばあちゃんが自分のために作ってくれた冷やし中華を「美味しい美味しい」と言いながら食べている様子が頭に浮かんできたんです。でも、それが記憶なのかどうかわからないって書いてありました。父親から聞いたことからの想像なのかもしれないし、勝手な空想かもしれないと。でも、自分では忘れてしまっていることでも、懐かしい味や匂いで思い出すことってあると思うんです。自分でもよくわからない記憶って不思議だけど、やっぱりありますよね。

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