7月 25

深みにはまってしまうワルい人が主人公の小説

古本屋で1冊の単行本を購入しました。私は定期的に品揃え豊富な古本屋に買い物に出掛けます。以前から気になっていた小説やエッセイ、今まで知らなかった作品など豊富な品揃えのあるお店ならではの発見が出来るからです。先日購入した書籍は罪を犯した女性が主人公の長編小説でした。裏表紙に書かれたあらすじを読んでとても惹かれたので購入してみました。読み始めると止まらなくなるくらい面白くて毎日読書の時間が楽しみです。刑務所で過ごす裏社会と繋がりがある主人公の悪女ぶりと怖さは今まで読んだ中でも5本の指に入るほどの強烈なキャラクターとなっていました。どんな悪いことをしても人であるためどこかに善の心があるのではないかと思うのですが、そんなものは微塵もないようです。正直言ってしまうと、このようなお方には関わりたくないものです。しかし主人公は美しさと魔性を兼ね備えたワルです。男も女も危ないと思いながらこのワナにどっぷりとはまってゆくのです。例えるのであれば、そのワナは甘い物ではなくて苦くてドロドロとした味わいといった感じです。そして読んでいる私もいつの間にか怪しい人格に魅了されていくのが手に取るように分かります。昭和から平成へと変わりゆく時代を背景に繰り広げられる男と女の色目かしい物語は大人にぴったりなビター蜜の味だと思います。この小説を読み終えたら、また面白い書籍を探しに古本屋へ足を運ぼうと思います。

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7月 12

美しい女性になるために

先日道を歩いていた時のことです。とても美しい女性とすれ違いました。年は60から70歳位でしょうか。垢抜けたカラフルな服を着ており、肩より少し下ぐらいまである白髪を緩く留めていました。肌は血色がよく背筋がピンと上に伸びている姿勢は美しい立ち振舞いを感じさせてくれます。今でもその女性のことが記憶に残っており私もあんなふうになりたいと一目見たときに思わず憧れの眼差しを送ってしまったことは忘れられません。この人の美しさは立ち振舞いと自分らしい見せ方にあると思います。白髪は彼女のチャームポイントだし、姿勢の良さと血色のよい肌の色はとても健康的なイメージを与えます。
女性の美しさとは何かと考えることがあります。それは健康と明るい表情、立ち振る舞いなのではないかと思います。女性のファッションや志について書かれたエッセイを読むことがあります。そこには着飾ることよりももっと大切な意識が書かれているものです。先日、町ですれ違った人は恐らく自分の見せ方を知っていて美に対するモチベーションが高いのだと感じます。そのモチベーションは今まで生きてきた中で培われた経験からも来ているのではないかとも考えられます。
私が好きなエッセイを書く女性達も自然体で且つ美への志が高い人が多いです。こうした人々の描く文章を参考に私も自分を磨いていきたいものです。

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6月 27

ファッション業界を舞台にしたゴージャスな小説

華やかな世界を連想する職業を思い浮かべてみました。ファッションや美容業界などがあり女性とは切っても切り離せない業種です。そこには最先端の技術やおしゃれがあり、その仕事に関わる人達もまた研ぎ澄まされたセンスを持っていそうです。先日昭和を代表する女性作家がファッション業界を描いた作品を読みました。昭和のよき時代を背景としたオートクチュールの店で働く女性が主人公の物語です。一人の若き女の子がアパレル業界の頂点を目指す中で嫉妬や大人の世界に足を踏み入れ成長して行くストーリーです。小説のラストはとても潔くて後味がよい傑作となっております。戦後の高度成長期の中で急成長を成す日本経済と女性起業家が経営するアパレルの会社はゴージャスで華やかでとても斬新です。小悪魔的な美しさを持つ主人公はまだ若く、大人のズルさを持ち合わせていないため悪戦苦闘する姿もまた物語にスパイスを加えています。この作品の面白いところはサクセスストーリーではなく魅力的な女性達が火花を燃やしながらファッション業界で生き抜いてゆくところだと思います。ファッション業界を舞台にしたゴージャスなストーリーと供に登場人物達のしたたかに生きる術は、現代社会で生きる女性にとっても勉強になること間違いなしです。

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6月 12

思い立ったら吉日を知る

年上の人からの助言やアドバイスはとても参考になります。自分よりも長く生きている先輩方の経験値は高いため話を聞くことや文章を読む事はとてもためになるものです。私は本を読むようになってから積極的にエッセイなどを取り入れるようにして、楽しくいい知恵をたくさん身に着けるように心掛けています。老若男女問わず執筆されるエッセイや対談集から学ぶべきものが豊富に詰まっているからです。独自の個性を持つ作家やアーティストが手掛ける文章には今の自分の生活にはないよい刺激になることがたくさん書かれています。生き方、ライフスタイル、価値観などは外からの情報や意見を積極的に取り入れることで活性化されるものです。
昨晩読んだ随筆には、思い立ったら行動に移す大切さが書かれていました。特に日本の文化財の展示やその町に古くから伝わる祭りは、時代の流れと共に変化する可能性も否めません。肌で感じて体感することで今を記憶に刻むためにも思い立ったら行動することが望ましいようです。この書籍を読んでなるほどと妙に納得してしまいました。もし日本の古き良き文化を体感できる機会があれば、思いきってその町を訪れてみようと思います。日常生活とは違う空気や風土を感じるその一瞬は生きる源と活力に繋がりそうです

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5月 28

それぞれの読書の楽しみ方を知ること

本の楽しみかたは千差万別です。私の友人はもっぱら移動時間や外出先での待ち時間に読書をするそうです。そのため1編完結の短編小説を好んで読んでいます。長編の作品も興味があるそうですが、気が付くと短編集が詰った単行本を購入することが多いそうです。以前おうちにお邪魔した時に見せてもらった本棚には今まで購入してきた単行本がずらりと並んでいました。その数は見ただけでもおおよそ200冊は超えていたと思います。余りの多さに読書好きの私は心が弾んでしまい何冊かお借りしたのを覚えています。特に推理小説の数が豊富で読んだことのない作家の書籍もたくさんありました。その後も家を訪れる時には本を借りることにしています。そのお陰で新しい作家の作品を開拓することも出来て充実した毎日を送らせてもらっています。
私の友人を始め人それぞれが持つ読書のこだわりを知ることはとても面白いものです。こうした個々の楽しみ方を共有することはその人のライフスタイルを知ることにも繋がりそうです。そして友人宅を訪れた時には是非書棚を見せてもらうことをお勧めします。好きな書籍についての会話が弾むことはお互いの趣味嗜好を知るカギとなりよい関係を築くことにも繋がるからです。

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5月 13

待ち時間を有効に過ごすこと

先日友人と待ち合わせをしてランチをしました。家を出る前の準備が順調に進んだため、待ち合わせの駅に1時間も早く着いてしまいました。待ち合わせまで時間を潰すためにブラブラと散歩をしていると植物が飾られた雰囲気のよいカフェを見つけました。このお店は朝早くから営業していてモーニングセットも提供しているようです。なかでもクロックムッシュがとても美味しそうでした。雰囲気に魅せられてカフェでお茶をすることにしました。緑に囲まれた店内でコーヒーとスコーンを食べながら町行く人を眺めているだけでも気持ちが落ち着くのが分かります。少し手持ち無沙汰になった頃本が置かれたラックを発見したので読む事にしました。ラックにはこのカフェにちなんだ書籍が置かれ海外の作品も見受けられました。その中からインテリアとガーデニングについて書かれた大きな本を手にして席に向かいました。センスがよいインテリアと日々の生活で活用できそうな植物がある暮らしが書かれており、私の部屋のインテリアとしても十分に使える内容でした。自分の部屋にも何か飾りたいと思い、帰り際にお店で売られていた可愛らしい観葉植物を購入して友人との待ち合わせ場所に向かいました。観葉植物は日当たりのよい窓辺で元気に育っています。窓辺を見る度にカフェで過ごした時間はとても洗練された有意義な時間だったと思い出します。

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4月 27

絵本鑑賞はリラックスに効果的

大人になってから読む絵本もいいものです。子供の時とは違う目線で世界観を捕らえることが出来て、忘れかけていた感受性を呼び覚ましてくれるからです。日々忙しく生きていると「感じる心」をあえて閉じてしまうことでその場をやり過ごすことも少なくありません。恐らくそうすることで社会の中で生きやすい環境を自らが作りあげているのかもしれません。ジャンクフードや甘いものをたくさん食べること、お酒を飲んで気持ちを紛らわすことで気持ちを麻痺させて日常のストレスや鬱憤を発散させる人も多いと思います。私もストレス発散のためにアルコールを飲み甘いものを食べることもあります。しかしながらこうした発散方法はあまり体によくないものです。
そこで取り入れたいことは美術鑑賞です。絵画展や写真展に出向いてアートを鑑賞することは気持ちの転換に繋がります。もし忙しくてそんな余裕が無いのであれば絵本を鑑賞することも手軽に行えるアート鑑賞だと思います。子供向けの作品とはいえクオリティーが高いものがたくさんあります。こうした書籍を手にすることは美的センスも向上しそうです。私の家にも何冊かの絵本があり、休日の昼下がりにコーヒーを飲みながら読むことがあります。ゆっくりとした時間を過ごすと1週間の疲れが緩和されて気持ちも穏やかになるものです。

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4月 12

思わずバカンスに行きたくなる作品

バカンスに行きたい。ふとそんなことが頭をよぎりました。それは最近読んだエッセイにヨーロッパの人達がおこなう1年に一度の旅行について書かれていたからです。バカンスとは1ヶ月ほどの休暇を取り海外を旅したり、国内の避暑地にある別荘に滞在して思い思いの時間を過ごします。ビーチでのんびり読書をするもよし、釣りをするもよし、家で毎日昼食後に昼寝をすることも出来ます。そしてその年のバカンスが終わるとまた翌年のために貯金をして準備を始めるそうです。このエッセイを読んだ時とても羨ましい気持ちでいっぱいになりました。
私は数年前に夏の休暇を題材としたヨーロッパの映画を観ました。この作品は親戚一同が集まり祖母の誕生日パーティーを開催する様子を描いたものでした。親戚一同の集まりが濃厚にかつユーモラスに描かれておりとても面白く素敵な作品です。また登場する料理も美味しそうで見ているとお腹が空いてしまうほどでした。この映画を見終わった後とても幸せな気持ちになりました。家族と過ごす暖かい時間は何物にも変えがたいものだと思います。色々な意見の違いや価値観の相違もあり喧嘩をすることもあるけれど共に過ごす時間は貴重なものだと心から感じました。もし日本にバカンスあったら私もこんな素敵な時間を家族と供に過ごせたらと思いました。

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3月 28

短編小説に描かれた女性の心理

「女心と秋の空」という言葉があります。この言葉は女性の心をとても上手に的確に現したものだと思います。私自身も女心や心理はとても奥が深くて分かりにくいものだと感じています。それは自分に当てはめてもそうですが、同性の友人達を見ていてもとても難解な心を用いていると感じることが少なくありません。
先日ある短編小説を読みました。その作品は浮気をしていた妻がこの世を去り一人残された夫が主人公の話です。亡き妻への思いを持つ夫と運転手の若い女性が車の中で会話しながら物語は進んでゆきます。会話の中で淡々と描かれている主人公の亡き妻への心理がとても興味深く胸に残る物語でした。そしてこの小説は男性作家が書いたものですが、ドライバーや亡き妻の心をとても見事に描いていると思わず絶賛してしまいました。
自分がこうであるべきと思っていても、全く違うことをしてみたくなることがあります。恐らく亡き妻がおこなった浮気とはそういうものなのかもしれません。
この作品ではドライバーが夫に対してとても端的で優しい言葉で亡き妻を擁護するところで完結します。その言葉は女性の心理をとても緻密に現したものでした。この作家の小説への緻密さと優れた洞察力を感じました。

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3月 13

有意義な読書の楽しみ方

読書の楽しみ方はたくさんあります。カフェでお茶を飲みながら窓の外を見つつ好きな小説を読むこと、一人で夜のおしゃれなレストランで食後のコーヒーを飲みながらちょっとした贅沢な読書タイムを送ることなどがあります。文学は手軽に楽しむことが出来ます。そんな利点を活かした至福な時間を本好きな人は持っているものです。私はもっぱら就寝前に布団の中で本を読むことが癒しの時間です。大好きな文学作品の世界に浸りながら心地よい眠りに着く時間は何物にも変えがたい幸せだと感じます。
ある朝から何も予定がない日のこと、起床後朝食を食べてすぐにゴロゴロしながら本を読みました。とても面白い長編小説だったため気が付くとお昼になっており、ランチを食べてからも読み続け、気が付くと日が傾いていました。そして就寝前にも布団の中でその作品を読みました。その日のことを振り返ると読書三昧で有意義な1日だったと思います。そして1日掛けてドップリと読書を楽しめるような素敵な作品に出会えたことを嬉しく思います。時には朝から夜まで布団の上でゴロゴロしながら本を読むこともよいものです。何もやらない1日を有効利用して文学作品の世界にドップリ浸かれば、気持ちもリフレッシュされて新しいアイディアも浮かぶかもしれません。

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