10月 01

哀愁しんでれら

先日、動画配信サイトで「哀愁しんでれら」という映画を見ました。
この哀愁しんでれらですが、原作小説があるのかなと思ったら、カルチュア・エンタテインメントと蔦屋書店が主催する次世代のクリエイター発掘のための「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2016」というコンペででグランプリを獲得した企画を基に映画化したとのことです。
原作があって、それが映画化されるのが最近は多い印象なので、オリジナル映画いいですね。
内容は、主人公小春が一生分の不幸が一気に来たと思えるほどひどい目にあって、途方にくれていたところ、開業医である大悟が線路に倒れており、それを救出する。
その縁から、小春はまるでシンデレラのように不幸のどん底から幸せの絶頂へ向かっていく。
大悟は心優しく、8歳の娘ひかりを愛し育てるシングルファザーだった。
小春は大悟、ひかるともに好かれ、大悟と結婚をするが……。
しかし小春は後に、社会を震撼させる凶悪事件を起こすことになったのであった。

本当は怖いグリム童話みたいなお話でした。
最初は楽しく見ていたんですけど、なかなか攻めた内容でしたね。
面白かったですが、後味が悪いタイプの映画でした。

こちらの映画を原案に、『暗黒女子』ので有名な秋吉理香子さんが哀愁しんでれらの小説を執筆されています。
タイトルは「哀愁しんでれら もう一人のシンデレラ」となっていて、映画とは少し内容が異なるようです。
気になるから読んでみようかな。

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8月 19

ビジュアル・シンカー

最近「ビジュアル・シンカーの脳」という本と出会い、物事を視覚的要素、つまり映像や絵で処理をする人間と、言語が優位で全て文字や言葉で処理をする人間がいることを知りました。

こういうと堅苦しく感じますが、例えば、お買い物のメモを渡されたときに脳内でスーパーの店内や買い物のルート、自分が買い物をしている様子を思い浮かべるタイプの人は前者。言葉そのものを記憶したり、文字を思い浮かべる人は後者だそうです。

前者はビジュアル・シンカーと呼ばれ、絵を描くなどの処理や表現が得意であり、逆に言語化が苦手な傾向にあります。後者は言語化が得意で、感想を述べたり討論をするのが得意である反対に、絵画や美術品を見た時の感性が薄いようです。

この話を知った時、私はゴリゴリのビジュアル・シンカーだな、と感じました。

本を読むのは好きなのに、感想を言おうと思うと、「なんで」面白かったか、の「なんで」や「どういう所がどういう理由で」といった部分が上手く説明できないのです。

子供の頃は読書感想文でだいぶ苦しんだ覚えがあります(笑)

あらすじやまとめのような文章の後に、「楽しかったです」「面白かったです」のような細やかな感想を述べるのが精いっぱい。

なので、感想を述べることができる人を尊敬しているのですが、それを言うと「考えていないだけ」と言われるのですが、それがどうも納得いきませんでした。

そんな経験が何度もあったのでビジュアル・シンカーという分類に出会って、「あ、ただ自分が頭悪いだけじゃなかったんだ!」とほっとした気持ちになりました(笑)

なお言語化が得意な人の話を聞いたところ、彼らは逆に絵や図形で表現・思考するのが非常に苦手だとのこと。絵を自由に書くような課題がトラウマになってるだとか、数学の授業では空間図形になると途端に分からなくなってしまうとのこと。逆に私は図形・空間図形などの問題は大得意です(笑)

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7月 12

〇〇だったら××が足りない

最近ふと特に何かを食べたわけではないのに口の中が甘いな?と感じました。

何だろうと思って調べてみると、亜鉛不足やホルモンバランスの乱れが原因だそうです。(ケトン血性低血糖症や糖尿病の可能性もあるみたいですが私は当てはまらなさそうだったので除外してます)

確かに最近食生活がボロボロだったので、そういうことか~と納得しました。

今回みたいに〇〇だったら何かが足りてない、という話って結構ありますよね。

例えば氷が食べたくなったら鉄分不足だとか、甘いものが欲しくなったらエネルギー不足だとか。

他には、

・チョコレートが食べたいときはマグネシウム不足
・しょっぱいものが食べたいときはミネラル不足
・脂っこいものを食べたいときはカリウム不足
・酸っぱいものが食べたいときは疲労の蓄積
・辛いものが食べたいときはストレスを感じているとき

などだそうです。

無性に何かが食べたいと思ったときは、それが食べたくてなっているのではなくて何かしら体調が崩れているということなんですね。

これを知ってるだけで自分で栄養の調整ができるので良い指標になりますね。これからはこれを意識して食事をとるように心がけようと思います。

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6月 05

芒種

本日6月5日は丁度、二十四節気の「芒種(ぼうしゅ)」に入るそうです。ふとカレンダーを見て目に留まった言葉ですが、普段の生活の中では二十四節気なんて気にしませんし、どういうものか全く知らないなと思い調べてみました。

芒種とは夏至の一つ前の節気のこと。基本的には5日か6日になるのですが、十数年後には4日になることもあるようですし、1935年までには6月7日もありました。

芒種は「芒(のぎ[イネ科の穂先のとげ状の突起のこと])がある穀物の種をまく時期」という意味。二十四節気は中国から伝来したものですが、当時の人たちはこの時期に稲や粟の種を田畑に蒔いていたそうです。

現在での稲作は苗を田畑に植えるのが一般的なので、現在では種まきの時期ではなく、田植えの時期の目安となっています。

なお、二十四節気の中でさらに約5日ずつの3期間に分かれた七十二侯とさらに細かく区分されたものもありました。

この七十二侯の方は中国由来のものから更に日本の気候風土に合うように江戸時代から何度か改訂がされており、現在は明治期に改訂されたものが使われているそうです。

俳句の季語として今も使われていますし、もしかしたら詩や小説でも出てくるかもしれないですね。

こうして普段使わなさそうなことでも、ふいに目の前に現れた時に「あ、これ知ってる」となった瞬間がとても楽しいので、雑学を身につけていくのは有意義だなぁと思う夕方でした。

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5月 10

梅雨の咳

5月から6月の季節の変わり目や梅雨の時期になると、毎年咳に悩まされます。

コロナが大々的には報じられなくなったとはいえ、まだまだ感染者もいますし、外出先で咳が出てしまったときはとても気を遣います。

熱や風邪といった症状はないものの、朝起きた時や夜に咳が酷くなって、眠れないこともしばしば……

調べてみると、この時期になると咳の患者が増えるらしく、梅雨の低気圧のために咳が起き、喘息の患者さんもやはりこの時期は症状が悪化するのだとか。

その他にも花粉や麦刈りなどで、季節ごとのアレルギー物質の吸引が原因になることもあるそうです。

また、カビが原因である可能性もあるとも。確かに、梅雨の時期はカビが増える時期でもありますし、知らず知らず吸引してるかも……と思うとゾッとします。

これから本格的に梅雨になると換気もしづらいし、今のうちに部屋の中を清潔にしておくべきですね……

私自身は喘息もちではないという自覚だったのですが、色々調べていると咳喘息の可能性もあるだなんて見えるので、早めに呼吸器科に行くべきかな……と思ってきました。

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4月 03

さくら餅?道明寺?

読書中の合間のティータイム。
これも読書のひとつの楽しみだったりします。
だいたい美味しいお茶となにかひとつお菓子をセットにするんですけど、お茶かお菓子のどちらかは季節のものだと嬉しかったりします。
春といえばやっぱり桜ですよね。
桜フレーバーのお茶や、桜を使ったお菓子が期間限定でいろいろなところで販売されますよね。パッケージも見た目も春らしく、季節ものとしては一番好きかもしれません。
わたしは、オーソドックスで古典的ですがさくら餅が好きです。
ピンク色のおもちと、少し塩っ気のある桜の葉っぱ。口にいれると、ふんわりと香る春の匂い。最高です。
ちなみにさくら餅って2種類あるの知っていましたか?
小麦粉や米粉を薄く焼いたものと、道明寺粉を使ったものがあります。
前者が関東風で後者が関西風だそうです。
わたしは道明寺なんて呼ばれているさくら餅があるのを知らなくて、ある日スーパーでさくら餅が売ってるなと思って手に取ろうとしたら「道明寺」と書かれていて「???」となったことがあります。
どう見てもさくら餅じゃない?あ、でもなんかさくら餅よりゴテゴテしてるなって。
それで知らべたら関東風と関西風で二種類あることを知りました。
どちらも食べてみましたが、どちらも美味しくてどっちがいいっていうのは選べませんでした笑
ちなみに今手元にあるのは道明寺のほうです。いただくのが楽しみです!

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3月 06

国が書店を支援?

学校の帰りなど、ふらりと本屋さんに立ち寄って面白そうな本を買って読むのが好きでした。

しかしkindleやインターネットでのショッピングが便利になるにつれ、そんな本屋さんもどんどん姿を消していっています。

かくいう私も、外に出るのが億劫な時はすぐにネットで買い物をしてしまうのですが……。

そんな本屋さんの状況を救うべく、先日5日、経済産業省が書店振興に専門的に取り組むプロジェクトチームを設置したというニュースを見ました。

……見ました、が……。まず、その売り文句に引っかかってしまって一瞬思考が停止しました。

「売れる本屋のコツ教えます」

うーんと……?いや、本屋さんが売れるようになるのは悪いことじゃないんですが、言い方……というか、経済産業省の皆様は本屋さんを経営したノウハウがおありで「コツ」という言葉を使ったんですかね……?

近年激減している書店を盛り上げるという目標自体は悪いものではないと思うのですが、初見の印象が良くなくて政策に関してちょっと不安な気持ちがぬぐえません。

なお内容については、イベントの開催やカフェスペースの併設などが予定されているようです。現在でもブックカフェなどがあるのでそういう感じになるのでしょうか。

何はともあれ「書店」というものが大事にされてくれると嬉しいですね。

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1月 25

ミッドナイトスワン

草なぎ剛さん主演の「ミッドナイトスワン」という映画を知っていますか?
トランスジェンダーの女性とバレエを題材にした内田英治監督の映画です。
最近、劇場で見てよかった映画は?というようなハッシュタグを眺めていたら、「ミッドナイトスワン」と答えている人がいて「わたしもだ!」と思ったもので。
最近、いろんな話題となっているLGBT……トランスジェンダーの女性を草なぎ剛さんが演じているのですが、演技が本当にすごくて……。
映画を見始めて、はじめて草なぎさん演じる凪沙(なぎさ)を見たときは、正直……男にしか見えないというか、草なぎ剛さんにしか見えないと思いました。
だけど、映画を見始めてしばらくすると、凪沙という女性にしか見えなくなってくるんですよ。
その優しい眼差し、仕草…もうそこには草なぎ剛さんの面影はなくひとりの女性がいるんです。
その演技力もあって、とても重い難しいテーマを扱っているのですがどんどん引き込まれて、最後は涙で前が見えなくなりました。
映画を見終えて、しばらくは圧倒されてしゃべれず動けずにいると、まわりの観客もみんな同じ感じでした。
派手な映像技術があるわけではなく、トランスジェンダーという重いテーマの扱い、万人におすすめできる映画ではないですが、わたしの中では間違いなく映画館で見てよかった素晴らしい日本映画でした。
その後、小説も買って読みました。
映画では語られてない、少し明るいストーリーが追加になっていてよかったです。
こんな話してたら久しぶりに見たくなってきました。レンタルしようかな。

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12月 18

今年の漢字

年末の風物詩でもある「今年の漢字」の発表が先日ありましたね。今年、2023年の漢字は「税」。

毎年11月から募集を始め、14万7878票の応募の中から、最も多い5976票を集めた文字が「税」だったようです。

あれ?前もなかったっけ?と思って調べてみたのですが、2014年の「今年の漢字」とやはり同じでした。

2014年にあったことといえば消費税の引き上げ。その年に印象的だったことに関する文字が選ばれていますが、今年も年金や所得税、インボイスなど、「税」にまつわる出来事が多かった証拠ですね。

10年内に2度も選ばれていて、日本の税金に関することに関心が高いというか、不満が多いのだなーと実感します。

ちなみに、「今年の漢字」の投票結果ですが2位の漢字は「暑」だったようです。年々夏の暑さが厳しくなっているので納得ですね。おまけに12月になってなお20度近くなったり一桁になったりと気温に振り回されている現状……来年にも異常気象に関する文字がランクインしそうですね。

でもどうせ選ばれるんだったら、1年の中で沢山良いことがあって印象の良い文字が選ばれて欲しいものですが……なんか、来年こそどんと好景気になるといいのですがね!(笑)

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11月 15

今年も残り……

早いもので、今年も残り2ヵ月を切りました。

毎年思うことですが、1年があっという間に過ぎていくのを感じます。大人になってから猶更です。子供のことは、もう少し次の季節やイベントを待ち遠しく思ったような気もします。

そこで、なぜこうも大人になると時の流れが速く感じるのか調べてみたところ、この現象には名前が付けられており、「ジャネーの法則」というそうです。

簡単に言うと、人の生涯のある時期における時間の感じ方は年齢に反比例する、ということだそうな。

例えば、50歳は1年の長さを人生の50分の1に感じるけど、5歳からしたら5分の1に思える、といったような感じです。

他には、歳を重ねる毎に心拍数がゆっくりになっていくため、体感時間が早くなる、という説もあります。(逆に若いと心拍数が速いので体感時間がゆっくりになるようです)

つまりどちらにせよ、「1年が過ぎるのが速いなー年取ったなー」という感想は間違いではなかったようです(笑)嫌な話ですね……

また、毎日同じことの繰り返しで退屈だから遅く感じる、情報のインプット量が少なくなったため体感時間が短く感じられる、という話も見ました。

確かに、やることが多いと時間が早く過ぎ去っていきますし、適度に忙しかったり、遊びに行ったり、刺激のある日々を送っていくといいのかもしれません。

あとは情報のインプット、という観点からすれば読書という趣味は理にかなっているのかもしれません。読んでいる間は常に情報のインプットをしているようなものですから。

と、いうわけで、これからも日々読書に明け暮れていけたらいいなと思った次第でした(笑)

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