2月 09

猫と小説

日本文学に名を刻む作家が書いたお気に入りの猫が主人公の小説があります。動物の少しシュールな目線で物語が進むとてもユーモラスな作品です。小生意気なところもありますが憎めないキャラクターが何とも愛しく感じてしまいます。
先日2匹の猫を飼う友人宅を訪ねました。私は2匹と友人と仲のよいとても良い関係を気づいております。友人に会うことはもちろんのこと、猫に会うことも訪れる楽しみの一つです。友人宅では2匹の動作や仕草を観察しつつ友人との会話に花を咲かせております。人に媚びることなく、上手に私の心を捉えて離さない愛らしい姿を見ているとお気に入りの小説を思い出すことがあります。あの作品の主人公のように私と友人のことを観察しているのではないかと時おり思うのです。猫はのんびりと気ままに存在していて自由なイメージを与えますが、人間のことをとっても気にかけているように見える時があるのです。会話に夢中になっているときにチラッと2匹をみてみると耳がピクピク動いているように感じられることもしばしばです。いつか小説のように作品を執筆してくれたらどんなに面白いだろうと考えると、思わず笑ってしまいます。イマジネーションを働かせて動物と接することは、自分の感受性も鍛えることができるよい手段だと思うようになりました。

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1月 23

読書生活を楽しみために

少ない時間でもいいから毎日読書をする時間を作るようにしています。電車の中や寝る前、バスタイムなど少しでも時間があれば本を読みます。読書の時間を楽しむためには、書籍選びも大切なセンテンスです。いい情報を収集するためにも日々アンテナを張り巡らせるようにしています。何気ない生活を送っていてもアンテナをピンと伸ばしていると有効な情報が舞い込んでくるものです。発信源は本屋さんの店頭、友人からのレコメンド、雑誌に掲載されている書評など様々です。その中でとても重宝しているものに新聞があります。新聞の下の欄に新刊として発表された作品や注目されている書籍が広告として掲載されています。この広告はどんな作品なのかが分かりやすく載っているので、はずれることなく自分が読みたい作品を見つけることができます。また著名人の方々が書いている書評も楽しく拝見しています。この書評もまた丁寧に書かれたものが多いのでよい参考になります。本屋さんの店頭で読みたい作品を見つけることも買い物の楽しみのひとつですが、日々の生活の中で有効利用できる情報もたくさんあります。より良い読書生活を存分に楽しむためにも、自分ならではの情報源をもっていたいものです。

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1月 08

男も女も身に着けたい作法を学べる本

粋な男性はとてもかっこいいものです。きっぷがよくて懐も深く、大人の男としての作法を身に付けている男性はとても魅力的です。
私はある時代小説家が書くエッセイが大好きです。旅や食にまつわるエッセイを多く執筆しており、どの作品も新たな発見ができてとてもよい勉強になります。また内容がとても面白くてあっという間に完読してしまうところも魅力の一つです。なかでも男性読者向けに執筆したと思われる男としてのたしなみや立ち振舞いについて書かれた書籍は大人の生き方を学べるために女性が読んでも共感できる内容となっています。男性目線で描かれているので、男からみたいい男とはどんな人物像なのかも垣間見ることができ、同性から共感を得る男性像を知ることもできます。そのため恋愛にも大いに活かせる知識を得ることもできます。
このエッセイを読んでいると「女性からみたいい女」と「男性からみたいい男」の人物像は共通点が多いことに気付きます。同姓からの好感度が高い人はおそらく人間力がある人なのではないかと感じます。そういった人は、いい人間関係が築けそうです。常日頃からポリシーや信念を持って生きることは、自分を成長させる糧になりそうです。私も外見を磨くと供に内面もしっかりと磨きをかけていい女を目指そうと思います。

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12月 28

本で学ぶファッションの楽しみ方

おしゃれをすることが大好きです。日頃からアパレルショップやデパートへ繰り出してシーズンごとに発売される新作アイテムのチェックに力を注いでいます。購入するかしないかは別として、ウィンドウショッピングは楽しいものです。自宅のクローゼットに収納している洋服とのコーディネートを考えることやそのシーズンの洋服の活用方法に思いを巡らすことは、ファッションセンスを磨くよい勉強になります。
おしゃれを楽しむために、日頃からファッションを楽しむための教科書として活用している書籍があります。それはスタイリストが執筆したコーディネートやライフスタイルについての書籍です。洋服の着回し術について書かれたもの、スタイリストの生活が写真と文章で綴られたものなど種類は色々です。それぞれの本の特色を生かして上手に拝読しています。
例えば新しい洋服、靴やバッグなどのアイテムを購入する時には着回しについて書かれた書籍を読んでから買い物へ行きます。コーディネートの参考になるのはもちろんのこと、本当に欲しいものを見分ける力も備わり上手な買い物ができます。また家で優雅な気持ちで読書に講じる時は、ライフスタイルを描いた書籍を読むことで日常生活を楽しむ参考にしています。スタイリストが描く書籍は女性としてのたしなみも身に着けることが出来るのでとてもよい勉強になります。

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12月 14

クリスマスに読みたい本

クリスマスが近づいてくると観たくなる映画があります。その映画を劇場で4Dで観たことがあるのですが、そのシーンに合わせて冷たい風が吹いてきたり、雪が降ってきたり、甘いにおいが漂ったりとたくさんのことを体感できてとてもおもしろかったです。さすがに劇場で観た時よりも劣るかなと思ったのですがDVDでもやっぱりおもしろかったです!
それは絵本にもなっていて、そっちは最近購入しました。表紙には機関車が前面に書かれ、クリスマスというよりは冬の雰囲気が漂う仕上がりになっています。冷たい風、頬を差すような空気、さらさらとした雪、そんな情景が頭の中に思い浮かびます。映画より、絵本の方はシンプルな内容だったので、(映画を観てから読むと)私には若干物足りない気もしました。けれど、このお話の表紙を開くときのワクワク感は、あのクリスマスの前の晩のワクワク感に似ていて、こちらもクリスマス前にはつい読みたくなってしまう1冊です。
クリスマスの翌日26日にプレゼントを開けるときのことを考えながら眠る子供たちの、あのワクワク感が大人にもたくさん伝わってきます。ピュアな気持ちをを取り戻させてくれるそんな本です。

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11月 27

子供に手を焼いているならこの1冊

「最近の子供は躾がなってない」などと、お年寄りや中高年の方から指摘されていることは少なくはないかと思います。とは言っても、昔は「体罰」などが当たり前なっていたこともありましたが、現代では体罰は「虐待」と言われることもありますし、なかなか境界線が難しいところかと思います。そこで、悩めるお父さんお母さんにお勧めの本が、ジョー・フロスト著の「スーパーナニー(あなたが変われば子どもは変わる!―お手上げ子育てにメス!!)」です。これは、躾方法以外にもいろいろなお役立ち情報が掲載されているので、現在子育てしている方だけでなく、これから結婚をする方や子供を考えている方にもお勧めです。
「痛い体罰や、怒鳴り声は子供のしつけに必要ない」ということが実感できます。また実際にその本に載っていることをそのまま実行することで、より子育てしやすくなり、子供もよい子になってしまうという、魔法のような本です。…もしかしたら、その家庭によって向き不向きはあるかもしれませんけどね。
これから初めて出産をする友達へのプレゼントを選んでいた時に見つけた本です。こんなプレゼントもありですよね。彼女が素敵な家庭を築いてくれたら嬉しいです。

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11月 15

心に残る本てどんな本?

本にはいろいろな種類がありますよね。純粋な文学小説や、ミステリー小説、エッセイ、自己啓発本、サイエンスフィクション、ロマンス、経済、旅行、趣味、実用教育、アート、エンターテイメント、図鑑や辞書、そして子供の向けの本やアダルトまで。人ぞれぞれ心に残る本は違うかと思いますが、特に心に残りやすいのは文学小説と、エッセイ本、ロマンスなど、人の心などを表しているもの、人間関係のつながりなどを表しているもの、人生や恋愛をテーマにした本ではないでしょうか。
個人的には、思春期に読んだ恋愛小説の内容を思い出せないのに、あの本を読んだ時に心がキュッと切なくなったなあ、なんてその時の心の感覚を思い出すことがあります。ミステリー小説なども、内容は忘れてしまったけれど、あの本はかなりおもしろかったのは覚えている、といった感じで、心の中で感情が動かされる本が、人の心をつかむ本なのではないかな、と思っています。子供のころに読んだ本というのも、こう考えると大人になってからの人格形成に、大きくかかわってくるのかもしれませんね。どんな本を手に取るか、そしてどんな本を自分たちの子どもに渡すのか。一度真剣に考えてみたいものです。

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10月 30

本屋さんの嬉しいサービスとは?

リアルな本屋さんでの販売が少なくなっているのか、工夫している本屋さんを見かけるようになりました。本と共におしゃれな雑貨を取り揃えていたり、ポイントカードを導入している本屋さんです。ポイントカードなんてあると、その本屋さんでしか買わなくなりそうで、一時はカードを作るのを迷ったことがあります。
私が最近いいな、と思った本屋さんのサービスは、ブックカバーが数種類の中から選ぶことができるサービスです。文庫本などを買うと、「カバーをおかけしますか」と聞かれますよね。たいてい、その本屋さんのロゴが入った紙製のブックカバーだと思うのです。その本屋さんでも紙製なのですが、従来の本屋さんのカバーの他に、有名漫画家がデザインしたもの、テキスタイルのようなデザイン、キャラクターものなど、数種類のブックカバーが用意されていました。数冊購入したら、それぞれの本が別々のカバーをかけてもらっても良いとのことです。これには驚きましたし、嬉しいサービスだなと思いました。カバーなんてかけてもらうだけでありがたかったですし、特に気にしたことはありませんでした。けれども、違ったデザインのものをかけてもらうだけで、リッチな気分になるのは私だけでしょうか。

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10月 13

電車で出会った読書をする人

電車での移動中、読書をするというのは定番の過ごし方ではないでしょうか。最近では、スマホを終始いじっているか、ゲーム機に夢中になっているか、音楽を聴いているという人もいたりと、電車内での過ごし方も随分と多様化しています。
私はやっぱり文庫本を持ち歩いて、少しでも時間があると本を開く人です。本を開いたら、まったく本と自分だけの世界に閉じこもってしまうのではなくて、何気なく周囲の様子を見渡す癖があります。そして、自分と同じように本を読んでいる人に目が行ってしまうのです。
電車で本を読むという人は、他のことをしている人に比べて、老若男女を問わないような気がしています。年齢も職業も実に幅広いと思うのです。マンガ本を読んでいる学生だって、読書をしている人にカウントしても良いのではないでしょうか。ビジネス書を読んでいるサラリーマン、一方で本屋さんのカバーをかけて小説を読んでいるサラリーマンもいます。少し年上の方ですと、「時代小説なんてよんでいるのかな?」と勝手な想像をしてしまいます。
OL風の女性は、お手製のブックカバーをかけてなにやら熱心に読んでいたり…。それぞれが、手元の小さな世界と向き合っていて、そんな姿がとても素敵なのです。私も、そんな姿に見られているかな…と密かに思いつつ、読書をすることにするのでした。

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9月 23

困っている人がいたら声をかける勇気!

たまたま街を歩いていたら、何やら外国人の方が何かを探しているようでした。地図らしき物を片手に持って上を見上げてはきょろきょろ。ちょっと不安だったけど声をかけてみました。片言の英語でしたが、なにやら本屋を探していると言うので、その場所から一番近い本屋を教えてあげました。思い切って誰かを助けるのって、なんだかいい事をした気がします。今回はちゃんとお役に立てましたが、いつもそうとは限りません。でも声をかけてみないことにはわかりませんもんね。私も以前訪れた街で、宿泊する予定だったホテルを探すのに地図を見ていたら、通りすがりの20代の女性の方が「大丈夫ですか」ってさらっと声をかけてくれました。どこそこをさがしてるんですけどと言ったら、とても丁寧に教えてくれて大変助かった記憶があります。なんだか恥ずかしくて声をかけるのにためらう事が普通ですが、助けてもらったほうとしてはとてもありがたく思っています。それ以来、なるべく自分の出来る範囲で声をかけてみようと思うようになります。上手くお役に立てないこともありますが、それはそれ。役に立つ事もあるので頑張っています。何をためらうかって、最初に声をかけること。これさえ突破してしまえば大丈夫です。小さくても助けられる事があるならば、頑張っていきます。

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