12月 05

クールでカッコいい女性

10年位前から注目しているモデル兼写真家の女性がいます。美しさの中にある凛とした佇まいがカッコよくて、憧れの存在です。友人にこの話をしたところ、彼女もファンだと話してくれました。このアーティストの現在の年齢は45歳位ですが、今でも美しい佇まいは健在です。家族の職業はモデルやアーティストということもあり、幼い頃から洗練されたかつ美意識の高い教育を受けていたことを感じさせます。
この方は女優としても活躍しており、20年以上も前に出た映画では出家した僧侶の役を演じ坊主姿で映画に出演していました。その姿もまた美しくとても凛々しかったことを覚えています。
数年前にこの方が書いたエッセイを読んだことがあります。日々の生活をとても大切に生きている随筆は今でも心に残っています。そしてつい最近部屋の整理をしていたところこの本を見つけたため、再読を始めました。読み返していてもクールな生き方は健在です。同性から見て「いい女」とはやはりどこかクールでそれでいて女らしさも忘れない人なのではないかと感じます。
生きてゆく中で目標に出来る人物がいることは大切なことだと思います。書籍や映像を通して「こんな人になりたい」と思える人々に出会えることはよいことです。それは自分自身が「いい女」になるためにも押さえておきたいところです。

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11月 20

和のエッセイから思い出したこと

和装を楽しむことについて書かれたエッセイを読みました。自分に合った着物の選び方や気をつけること、またそのシチュエーションで自分らしい時間を過ごすことなど女性としてためになることがたくさん書かれた作品でした。この本を読んだ時に私は数年前に参加した講座のことを思い出しました。この講座ではワンコインでゆかたの着付けを習うことができ、とても有意義な時間を過ごすことが出来たものです。しかしながら今まで浴衣を着たのは1度だけということもあり、和装に馴染みのない生活を送っていた私にはこの時間は試練でもありました。帯の結び方も立ち振る舞い方も全くと言っていいほど分からなかったため、着付けを習得するところまでは行かず、ただただ浴衣に袖を通して先生の施しを受けることだけで精一杯でした。そんな状況ではありましたが、和装を身に纏うことで心が凛となることを知ることが出来たことは一生の宝物だと思います。着付けは要となることをしっかりと把握しなければ、せっかく綺麗に身に着けても時間が経つと崩れてしまうことも多々あります。そのためノウハウをしっかりと知ることが大切です。そのノウハウを得ることがどれだけ難しいかを身を持って知ることができたのもよい経験だと思います。先日読んだエッセイに出会うまで、教室に参加したことが記憶の中から喪失していました。あの日のことを思い出したこともありまた機会があったらじっくりと和の世界を向き合ってみようと考えています。

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11月 06

女としての魅力を高めること

女子力とは何かを考えてみました。女として生まれたからには、その人生を楽しく充実したものでありたいと願う私にとってそれはとても大切なことだからです。しかしながら余りにも漠然としていてなかなか答えを出すことが出来ません。しかしながら自分にとって目標にしたい人物像とは何かをじっくり考えてみたところ、外見や容姿だけではなく、熱いハートを持つ人でありたいというのが私の答えでした。
今まで読んできた本の中には、昭和の映画史を飾った女優達のエッセイも数多くあります。映画の世界で芝居をすることに力を注いだ彼女達は、しなやかさと芯の強さを兼ね備えた魅力的を持ち合わせています。そんな人達が書いた作品を読むことは生きる上でとてもよい勉強になるものです。そしてそこから学ぶのは女子力ではなく人間力という言葉が近い気がします。
第一印象はルックスや立ち振る舞いから得るものが多いと言われますが、やはりハートも大切だと思います。美しい人は表と中身の美しさを兼ね備えているからです。日本映画史に名を刻む女優達は、内面の凛とした芯の強さと計り知れない情熱を持っていることを書籍や作品から感じ取ることが出来ます。丹精込めた書かれた本からは、表面からは伺い知れない芯の部分を学べることも魅力的なのです。年を重ねてゆく中でこうした作品に出会えることはとても幸せなことだと感じています。

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10月 23

カッコいい女性が書く本の魅力

幼い頃から芸術に慣れ親しんできた一人の随筆家が執筆した本を読んでいます。この随筆家は戦前に産まれ第二次世界大戦を体験した女性です。夫は実業家で歴史的にも名を残す男性です。この人についての書籍も本屋に足を運ぶとたくさん目にします。この女性随筆家はこの世を去りましたが現代に生きる女性達にもファンは多く、タフで独自の価値観や生き方を持ったカッコいい人です。今読んでいる書籍には日本の古典文化や陶器などに関する文章が書かれていてとても勉強になります。この女性は両親の影響もあり、幼い頃から能を習っていたそうです。小さな頃から芸術を学んでいたこともあり、美的センスは天下一品です。そしてとても恵まれた環境で育ち、それを受け入れることでよい本を多々残しているところもまた素晴らしいと思います。
私は現代に生きている人だけではなく今は亡き人の書籍を読むことが好きです。どの時代にもカリスマ性が高い作家はいるもので、現代に生きる私達にもたくさんの知識や考え方を教えてくれます。特に女性作家や随筆家には波瀾万丈な人生を送る人も多く、作品からは生きるヒントを与えてくれるものです。今読んでいる書籍からも日本の古典芸能や芸術作品を学びつつ、いい女になるための心得を得たいものです。

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10月 08

心を穏やかに保つ一人時間

気持にゆとりを持ってのびのびと優雅に暮らしたいと思うことがあります。日々の仕事や家事など生活に追われていると、自分らしさや大切なことを忘れてしまいがちになります。その期間が長ければ長いほど心の拠りどころが分からなくなってしまい、自分の価値観や大切なことを失いがちになるのです。こういう生活を続けていると自分自身を見失ってしまい心と体の調和もとれなくなることにも繋がり兼ねません。そして気付かぬうちに体を壊してしまったり心が乱れてしまったりするのです。
私は気持ちをいつも穏やかに保つためにも、一人で過ごす時間を大切にしています。散歩や美術展や映画を観にいくこと、読書をすることで日々の生活とは違う異空間に身をおくことにも繋がりストレス発散や気持ちを穏やかに保つことにも有効に働きます。なかでも読書は身近で簡単に取り入れることができるのでとても重宝しています。会社帰りや出掛けた帰りに静かで落ち着いた空間のカフェや少し早く起きた朝に散歩をしながら喫茶店に入り読書をすると日々のストレスから解放されます。
数日前の夜ゆったりとくつろぐことが出来るソファが置かれたカフェに入りました。午後8時を回ったころで人も少なくて、コーヒーを飲むながらスイーツを食べて存分に読書を楽しむことが出来ました。本を読む傍ら外を歩く人を眺めることやただただボーっとする時間は心の中のわだかまりが少しずつ小さくしてくれるものです。これからも時折、リラックスできる時間を設けようと感じた夜でした。

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9月 22

重厚で豪華な佇まいの本屋

今から10年以上前に発売された雑誌を読みました。この雑誌は今でも月に1度発行されており、老若男女問わずに幅広い世代の人達が購読しています。友人の家に遊びに行った時にたまたま本棚にあるのを見つけ、面白そうな特集だったので手にとってみました。その号の特集は本屋についてでした。日本各地にある個性的な書店が100店舗以上掲載されており、書店のオーナーとアートディレクターとの対談など面白い企画が満載でした。なかには私も行ったことがある本屋もあり、とても身近に感じることができて嬉しかったです。特集記事を読みながらページを進めていくと中盤辺りで美しい写真に出会いました。「美しすぎる本屋」というタイトルで、ポルトガルにあるブックストアの写真がページいっぱいに掲載されています。赤い絨毯がひかれた美しい螺旋を描いた階段でフロアが繋がっており、1階にも2階にも棚には商品がぎっしりと詰まっています。一見国の建造物を改築した図書館にも見えますが、立派なブックストアなのです。まるでお店が閉店した夜にはダンスパーティーが開けそうな雰囲気です。思わず日本にもこんな素敵な書店があればいいのにと思ってしまいました。もし機会があれば世界にある素敵な書店を一生に一度は訪れてみたいものです。

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9月 08

1日1度の座禅

以前「禅」について書かれた本で、1日1回座禅を組むことで心の平穏を満たすことが出来ると書かれていました。この本には現代の日本で生きるための教えがお釈迦様の言葉を通してとても優しく描かれており、私も時折読み返すことにしています。そして1日1度の座禅は、日々の生活に取り入れるとよいものなのではないかと最近感じています。座禅をしている時は今考えていることを一旦全て手放して「無」の状態にします。そうすることで、座禅をする前と後では気持ちの持ちようが変わってくるそうです。
私の周りにはヨガを趣味としておこなっていたり、朝一番に般若真如を読む事を日課にしている人がいます。ヨガはポーズを取るだけではなく、レッスンの終りに瞑想をおこなうことで、体と心のリフレッシュにも繋がるそうです。般若真如を読むことも、禅の教えを知ることで心が穏やかになることに一役買っていると友人は言います。
忙しい毎日を送っているとなかなか自分の気持ちに向き合うことはできないものです。あまりにも自分の心をおろそかにしていると、真の自分が分からなくなってしまいます。私も時折、心を「無」にして悩みや不安を手放してみようと思います。精神のリフレッシュは体の健康にも繋がりそうだからです。

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8月 24

10年以上前にベストセラーとなった書籍

今から10年以上も前に出版され、根強い人気を持つベストセラーとしても有名な小説を読み始めました。上下巻に渡って展開されているこの作品の表紙はとてもシンプルです。しかし誰もがこの表紙を一度は目にしたことがあると思います。この小説が発売された時私の両親も購入したようです。家の本棚に上下巻の2冊が置かれているのを見つけました。そこで早速読んでみることにしました。
発売された当時とても話題になり、私の友人にもこの作品を読んだことがある人は多いようです。それぞれに持つ感想を聞くだけでも作品の楽しみ方を知ることが出来ます。そのためこれから物語の世界に浸かることが楽しみです。
恋愛小説としても名高いこの作品は喪失と人間の再生を描いた味わい深い内容になっているようです。今はまだ読み始めたばかりですが、独特な世界観で表現される物語にどんどん引き込まれてゆきます。そのため日常生活のよいスパイスとなっています。
喪失は辛いことだけれど、それを乗り越えて始まる新しい世界がきっとあるはずです。私も読者としてストーリーからたくさんのことを感じ取りたいと考えています。また新たな楽しみが増えて日々の生活が潤いそうです。しかしながら寝不足には注意しなければなりません。

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8月 09

道草しながら本探し

何もせずに読書三昧の時間を送ることはよいものです。本棚から昔読んだ本やマンガを引っ張り出して読み返してみると、以前読んだ時には感じなかったことなどを再発見することもあるし、新たな作品の面白さに出会うことがあります。
私はどうしてももう一度読み返したいコミックがありました。そのため本棚やクローゼットの中にある書籍の中からそのマンガを見つけようと、ある日朝から一生懸命探すことにしました。単行本よりも少し大き目のサイズで、素材は再生紙を使っているようにザラザラとしているのが装丁の特徴です。絶対どこかにあるはずと思って探しましたが、そのコミックは一向に見つけることが出来ませんでした。しかし探している時に懐かしのマンガや雑誌を見つけては、読む事に時間を割いていたのでマンガ探しは丸一日かかってしまいました。くだんのマンガは見つけることが出来ませんでしたが、本棚にずっと保管しておいた本達を再度読む事ができてかなり充実した時間を過ごすことができました。中でも探していたコミックを書いた著者の他の作品を何冊か読む事が出来たのはとてもよかったと思います。不思議な街に暮らす素敵な人達の日常を描いた作品は私の心をとてもリラックスさせてくれました。その後そのマンガはまだ見つかっていませんが、また時間がある時に部屋の片付けをしながらゆっくりと道草しつつ探そうと思います。

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7月 25

深みにはまってしまうワルい人が主人公の小説

古本屋で1冊の単行本を購入しました。私は定期的に品揃え豊富な古本屋に買い物に出掛けます。以前から気になっていた小説やエッセイ、今まで知らなかった作品など豊富な品揃えのあるお店ならではの発見が出来るからです。先日購入した書籍は罪を犯した女性が主人公の長編小説でした。裏表紙に書かれたあらすじを読んでとても惹かれたので購入してみました。読み始めると止まらなくなるくらい面白くて毎日読書の時間が楽しみです。刑務所で過ごす裏社会と繋がりがある主人公の悪女ぶりと怖さは今まで読んだ中でも5本の指に入るほどの強烈なキャラクターとなっていました。どんな悪いことをしても人であるためどこかに善の心があるのではないかと思うのですが、そんなものは微塵もないようです。正直言ってしまうと、このようなお方には関わりたくないものです。しかし主人公は美しさと魔性を兼ね備えたワルです。男も女も危ないと思いながらこのワナにどっぷりとはまってゆくのです。例えるのであれば、そのワナは甘い物ではなくて苦くてドロドロとした味わいといった感じです。そして読んでいる私もいつの間にか怪しい人格に魅了されていくのが手に取るように分かります。昭和から平成へと変わりゆく時代を背景に繰り広げられる男と女の色目かしい物語は大人にぴったりなビター蜜の味だと思います。この小説を読み終えたら、また面白い書籍を探しに古本屋へ足を運ぼうと思います。

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