10月 01

カバーかけますか?

小説を買ったとき、文庫本でも、新刊でも、カバーをかける派でしょうか、かけない派でしょうか。私は迷いながらも、今はかける派に落ち着いています。かけない方が本棚に並べた時にきれいに見えますし、カバーというのは実は読んでいる最中にずれてきたりして、意外とイラっとさせられることもあります。ですが、やはり本を傷めたくないというのと、公共の場では何を読んでいるのかおおっぴらにしたくないという気持ちが勝り、本屋さんで「カバーかけますか?」と訊かれると、つい「はい」と答えてしまいます。別に見られて困る本を読んでいるわけじゃありませんよ。学生時代、参考書を買うときなんかは、もともとの表紙を裏返したりして使っていたこともあります。これこそ別に表紙を見られて困るわけじゃないのですが、いかにも参考書、というのが何となく嫌だったんですよね。思い返してみると、妙なこだわりだったかもしれません。けれど最近はエコブームの影響か、いろんなブックカバーが売っていて、つい手がのびて、マイブックカバーが充実してきました。これだと、ブックカバー本来の用途は果たせますし、本棚に並べるときははずせばいいので、いい感じなんですよね。ただ、常に持ち歩いていないと、買った本にはすぐに使えないので、結局レジではカバーをお願いしてしまいます。エコバックならぬ、エコカバーを持ち歩かないとなあと思い始めた今日この頃です。

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9月 14

図書館に住みたい

図書館に住みたい、と思っていたことがあります。というか、現在進行形で思うこともあります。無類の本好きの私にとって、図書館はまさに夢の空間です。某有名テーマパークをはるかにしのぐぐらい。地元の地方の小さな図書館、学生時代に通った大学の図書館、就職してから移り住んだ都市のきれいな図書館、そのどれもが味があって、順番がつけられない愛しい存在です。それなら図書館に就職すればよかったじゃないかという話ですが、やっぱり好きは好きのままとっておきたいというか、その辺りじは微妙なところです。まあ、司書の資格を取るのが簡単ではなくて、しかも就職口も狭き門というのもあったのですが。図書館に住むというのは今のところ叶わぬ夢ですが(将来は私設図書館かそれが無理なら書庫がほしいと若干本気で考えています)、私の休日の究極の贅沢は、一日中図書館にこもることです。朝イチで行って気持ちの良い席を確保、横にお気に入りの小説を数冊積んで、読みふけります。お昼は近所の喫茶店で一息、いかに本好きといえどやはりずっと読みっぱなしは首肩が凝るので、快適な読書時間のためにも適度な休憩は必要です。そうして午後はちょっと席を変えて、閉館時間までまた本の世界に没頭。この時間を勉強にでもあてたら有意義になりそうなものですが、私にとってはそんなことに代えられないぐらい贅沢な時間なんです。本好きの方にはぜひ一度お試しいただきたいなあとひそかに思っています。

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9月 02

小説の舞台

小説の舞台になった土地を巡る。社会人になった私が、社会人になった良さを感じることのひとつです。小さくてすみません。大学時代にやれば良かったのですが、学生の頃はサークルとバイトと講義の3つでいっぱいいっぱいだったんですよね。というかどれも楽しくて、息抜きなんて必要なかったのかもしれません。社会人になって、ありがたいことに好きで選んだ仕事なのでやりがいはあるのですが、仕事は仕事なので嫌なこともストレスのたまることもやっぱりあります。普段は大好きな小説なんかを読んで発散するのですが、それでもたまってきた時は、週末であれば日帰りか一泊、休みが取れる時は思い切って遠出して、小説の舞台めぐりをします。リゾート地とかテーマパークとか行けば良いようなものですが、私にとってはこっちの方がずっと楽しいので文句は言わせません。できれば同じ趣味の友人が増えると良いのですが、今のところどうしても一人旅が多いです。誰か一緒に行ってくれませんかね。そんな時はもちろん、その小説も持って行きます。行ってみたいポイントに付箋を貼って、まるでガイドブックのようにしていくのですが、意外とこれで行けるもの。でも中には、分かりそうで分からない場所もあったりして、しかも地元の人に訊いても分からないんですよね。そんな独特の楽しみにまたさらにはまっていくのかもしれません。

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8月 21

趣味で楽しくても職業として楽しいかはまた別な話

小説は誰もが最初から仕事として書いているわけではありません。それは今は大活躍しているプロであっても同じだと思います。そのため、最初は趣味として書いていて、そのあとにプロになる人はなるわけですが、趣味の段階で書いているのが楽しいとすぐにプロということを考えると思いますが、ここで知っておきたいのは、趣味として楽しくても職業としても楽しいかと言うと、それはまた別の話ということです。これはほかの仕事だって同じですが、趣味の段階ではそれは楽しいはずです。でも仕事となると、締切もあるわけですし、細かい要望だってあるわけですし、楽しくなくなってしまう可能性もおおいにあるのです。そのため、そんなことにぶつかってもまだ書く事を楽しめるのかということを自分に問いかけてみましょう。それでも書けると思うならば、プロになることを本気で考えてもいいんじゃないかと思います。プロになって辛くなると、せっかく好きだった本を書くという作業が嫌いになってしまうこともあるわけですから、そのようなことになるぐらいなら趣味として書き続けておいたほうがいいと思います。このあたりのことを考えた上でプロの小説家になるのかどうかを考えましょう。

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8月 09

今は小説は売ることを考えるのではなく完成させることを考える

趣味として小説を書くとき、その時点ですでに売るための小説を書かなくちゃいけないなどと思ってしまう人もいるんですけど、その段階ではまだそういうことまでは考えないで、とにかくその小説作品を完成させるところまで持っていくということを考えるようにしましょう。まずはそこに行き着かないとどうしょうもないのです。細かい部分を直したりすることは、そのあとからでもできることですから、書いている間は何も考えずに書いてもいいと思います。途中から考え始めてしまうと、完成させるまでに何度も筆が止まってしまって、完成しないという最悪なパターンになってしまうかもしれません。そのため、まずは何よりも優先して感性を目指しましょう。たしかに商品として売るとなればいろいろなことが作品の中に必要となってくるでしょうけど、まだ今は趣味として書いているに過ぎないわけですし、たとえ商品化を目指しているとしても、出版社の人や審査員などが見ているのはそういう部分よりも根本的に面白い作品かどうかという部分なので、そちらにだけ意識を集中させるようにしておきましょう。そこを大切にしないと面白い作品は生まれないと思いますので、とにかくそうしてみてください。

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7月 24

一日3ページしか書かないなどと決めてみる

小説家になりたいとか趣味で書きたいとか、目的はいろいろあると思いますが、自分で小説を書いている人の場合、どうしたら順調に小説を書いていくことができるのかという問題にぶつかることもあると思います。たしかに毎日のように書いていると自分ではじめたことなのに書くのが辛くなってきてしまうこともあるわけです。でも、そんなことになってしまうと、せっかく思いついた小説を完成させることができなくなってしまうので、何かのルールを決めたほうが書きやすくなると思います。どんなルールがいいかと言えば、一日に三ページしか書かないなどと一日に書いていい文章の上限を決めておくんです。三ページなんてあっという間に書き上げてしまうと思うでしょうが、それでいいんです。体力の続く限り、睡魔に襲われない限り、できるだけ書くという人が多いと思いますが、そうするとその日の作業が終わった時には疲れきってしまっていて、その次の日などにまた書こうというときに昨日の疲れを思い出してウンザリということになるのです。そのため、疲れる手前でやめておけば次の日もまたすぐに書きたくなるはずですから、そのような持続力を保つためにゆっくりペースのほうがいいと思うのです。

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6月 27

小説を書くには書けるところから書くのが一番

読書が好きになってくると、読むだけじゃなくて自分でも書きたくなることもあります。しかし、普通に考えれば小説を書くなんて、そんな簡単なことじゃないと誰だって思うはずです。でも、ひとつ大事なことは小説を発表するわけではなく小説を書くだけならば誰にだってできるってことです。もちろん、発表することができたらそれは一番いいのですが、まずはそんなことを意識しないで書いたほうが自由に書けて楽しいと思います。職業として目指しているにしてもまだ職業にはなっていないのですから、とにかく自由に書いて楽しく書いたほうがいいと思います。苦労してまで書いたら書く事が嫌いになるかもしれませんし、それでは本末転倒だからです。でも、小説を書くと言ってもたしかにそれだけでも大変です。そのため、書いている間にもいろいろと大変なことがあるとは思いますが、ひとつ書く上でのポイントは「書けるところから書く」ということです。思い悩んでしまうと、たいていの人がそこで止まって先へ進むことができません。でも、書けないならそこは飛ばして書けるところから書けばいいのです。後半を先に書くと思い悩んでいた部分が気軽に書けるようになるかもしれませんよ。

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6月 13

つまらなかった本も一応は保管しておく

たくさんの本を読んでいけば面白い本ばかりに巡り会えるというわけでもありません。買ったものにしても貰ったものにしても、新品にしても中古にしても、読んでみたらあまり面白くなかった、好きな内容じゃなかったなんていうこともあるわけですけど、そのような結論になった本であってもすぐに捨てたり、すぐに古本屋に売ったりするのはもったいないと思います。今は面白くなくてもいつか自分の価値観が変わったりして、同じ本を面白いと思えることだってあるんです。そのため、とりあえずは自宅にとっておいたほうがいいと思います。本は毎日のようにたくさん出ているので、一度手放してしまうと再びそれを買うのはなかなか大変です。本屋さんにあるのは新しい本かよほど売れている本ぐらいですから、つまらないと思ったものもよほど邪魔にならないのであれば、自宅に保管しておくようにしましょう。もしくは自宅におく本の数の上限を決めておいて、その数を超えたら一番いらないものを捨てるというようなシステムにしておくと、無駄な本は持たずに済み、そうは言ってもすぐには捨てなくていいということになりますのでいいかもしれません。こんな方法も考えてみてください。

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5月 25

本は自分ランキングで並べてみる

自宅にたくさんの本がたまってくると、それをどう整理しておくかが重要になったりします。適当に置いておくと、それは保管しているだけになってしまって、何か読もうと思ってもどこに何があるのかわからなくなってしまい、結局は置いてあるだけで二度と読まない本だらけになってしまうのです。そのため自分流のルールを何か決めて、整理しておくといいのではないでしょうか。そして、オススメの並べ方が自分ランキングです。自分が好きな本やとにかく面白いと思ったものから順に並べて、たとえば左側には面白い物を置いて、右にいけばいくほどそうじゃない本になっていくというような並べ方です。もちろん、どのような場所に本を整理しているかで置き方は変わってくると思いますが、平積みにしているような場合でもどうにかできると思いますし、たとえばダンボールをいくつか用意して、面白いものは一つ目の箱にどんどん入れていって、中くらいの面白さのものは二つ目の箱に入れるというような感じで面白さでダンボールごとに分けてみればいいのではないでしょうか。要は仕分けをすればいいだけなので、これなら手間もかかりませんし、誰にだって簡単にできる分け方になるはずです。

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5月 02

リゾート地で読書するという休日の過ごし方

旅行するのが趣味っていう人はたくさんいると思いますけど、旅先での読書というのもかなり贅沢でいいものです。旅行先としてリゾート地を訪れることが多いんですが、そんな行き先だと普通は海に入ったりすることが多いと思います。たしかに私自身もそんな過ごし方はしますけど、必ず旅行中に一番天気のいい日には太陽の下で本を読んでいます。なんというか、最高の贅沢で気持ちいい過ごし方なんです。もしもよかったらこんなことをする旅行をぜひ真似してみてください。もちろん、旅行先での過ごし方は自由ですし、自由にするからこそ楽しいものですが、海やプールで遊ぶだけじゃなくて太陽の下で本を読んで過ごすなんていうのは普段はなかなかできないものですから、本当に幸せなひとときになるんです。でも、ここで大事なのはどんな本を持っていくのかですけど、ひとつはその旅先とリンクする本がいいと思います。たとえば沖縄でミステリーを読んでしまったりするとそれは場所のイメージにそぐわないで読む気が失せてしまうかもしれませんので、その場所に適している本を持っていくのがいいと思います。もと言えば、その旅先が舞台になっている小説とかだといいかもしれません。

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