私は本好きです。洋服を買うときは1000円のものでも延々悩むくせに、小説を買うときは3000円、4000円のものをポンと買っちゃいます。そのせいでよく母親には呆れられますが、社会人になって昔よりは身なりに気を使うようになったこの頃でさえ、その傾向は変わっていません。そんな私ですが、今日いつもの本屋さんで小説を買おうとしていた時に、そういえば自分ではじめて買った小説って何だったけ、とふと思いました。今でこそ好きな小説を好きなように買えていますが、子どもの時はお小遣い制でしかもそれは気持ち程度の額で、さらに田舎だったため自分で好きに本屋に行くこともできず、自分で小説を買うということはかなりハードルの高いことだったはずなのです。都会で暮らして子ども達を見ていると、環境の違いにびっくりします。そんな中私が選んだ最初の一冊、思い出してみたら覚えていました。学校の図書室にあったファンタジー小説、それにはまって、それをどうしても自分の物にしたくて、買ったのが最初だったはずです。あの頃の私からしたら、今の私はどんなに羨ましい存在か。そう考えると、私も成長したんでしょうか。あのはじめて買った本は実家にあるはず。今度の休みには再会しに行こうと思います。
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