小説の舞台

小説の舞台になった土地を巡る。社会人になった私が、社会人になった良さを感じることのひとつです。小さくてすみません。大学時代にやれば良かったのですが、学生の頃はサークルとバイトと講義の3つでいっぱいいっぱいだったんですよね。というかどれも楽しくて、息抜きなんて必要なかったのかもしれません。社会人になって、ありがたいことに好きで選んだ仕事なのでやりがいはあるのですが、仕事は仕事なので嫌なこともストレスのたまることもやっぱりあります。普段は大好きな小説なんかを読んで発散するのですが、それでもたまってきた時は、週末であれば日帰りか一泊、休みが取れる時は思い切って遠出して、小説の舞台めぐりをします。リゾート地とかテーマパークとか行けば良いようなものですが、私にとってはこっちの方がずっと楽しいので文句は言わせません。できれば同じ趣味の友人が増えると良いのですが、今のところどうしても一人旅が多いです。誰か一緒に行ってくれませんかね。そんな時はもちろん、その小説も持って行きます。行ってみたいポイントに付箋を貼って、まるでガイドブックのようにしていくのですが、意外とこれで行けるもの。でも中には、分かりそうで分からない場所もあったりして、しかも地元の人に訊いても分からないんですよね。そんな独特の楽しみにまたさらにはまっていくのかもしれません。

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