自由に気ままに旅すること

ポルトガル、スペインの旅行記を読みました。カラー写真と文章がよい具合に散りばめられたとても味がある書籍でした。この書籍を書いた著者は気の向くままに旅を楽しんでおり、夫婦でまったりとしたとてもよい時間を過ごしているところが印象的でした。
ポルトガルとスペインは陸続きのため車で国境を渡ることができます。旅の初めはパリの空港でトランジットをして空路でポルトガルに入り、数泊してからスペインの国境を渡りました。旅行記の中に出てくる料理はどれも美味しそうで、食べてみたくなるものばかりです。海沿いの土地ということもあり、海鮮料理のレパートリーに目を見張りました。またトマト料理のレシピの多さに驚いたものです。そしてポルトガルの人々はみんな優しく親切な人が多いようで、人との出会いも旅のよいスパイスとなっていました。
50歳過ぎた夫婦が気のみ気のまま旅を楽しむ光景は、カッコイイ大人をイメージさせるものです。形式にこだわらずに行きたいところへ出向き、食べたいものを食べることは人生を謳歌している象徴だと言えます。この本を読んだことをきっかけに私もこんな風に年を取りたいと切実に思うようになりました。そのためにも今から行動力を磨いてゆきたいものです。外国を訪れたその国ならではの楽しみ方を味わえるような自由で幅広い感性を持った人間でありたいと思いました。

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