街歩きで押さえておきたい癒しスポット

「銭湯」それは、私の癒しスポットの一つで、時々無償に訪れたくなる場所なのです。そのため電車から窓の外を眺めている時や散歩をしている時に、建物の間から立つ高い煙突を見つけると、血が騒いでしまうことも多々経験してきました。なぜこんなにも魅了するのかと考えてみると、大きな湯船に浸かって存分に手足を伸ばして解放されたいというささやかな願望があるからだと思うのです。また色々な種類のお風呂を楽しむことができるのも銭湯の特権だと感じます。体がビリビリする電気が流れているものや丁度いい塩梅のバブルが施されていて体のコリをほぐしてくれるものなど、ちょっとしたリラクゼーション効果を堪能することで、「明日からも頑張ろう」という気持ちが湧いてきます。
そんな私が以前出会ったとてもユニークな本があります。それは独自の視点を持つ筆者が今まで足を運んだお風呂屋さんについて書いたエッセイです。湯の温度や壁画、店主のことなどが温かい目線で書かれていて思わず心がホッコリします。また嬉しいことに住所も載っているので、所要で近くを訪れた際に立ち寄ることもできるのです。風呂上りに食べたものや飲んだものなども書かれているため、街を散策する参考にもなりそうです。
タイムスリップしたような昭和情緒たっぷりな空間で過ごしながら鋭気を養うのは、なかなか良いものです。そして最後に忘れてはならないのは格別に美味しい風呂上りの一杯でしょか。瓶に入った牛乳を飲むもよし、キンキンに冷えたビールを飲むもよし。水分チャージをしたら、街に出て美味しいものを食べて商店街などを巡りながら散策をするのもよいかもしれません。

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