自分事、他人の事

夜にベッドに入ってから、その日にあったことが蘇ってくることがあります。嬉しいことなら微笑みながら眠りにつくんだけど、失敗したことやトラブルについてなら、その解決策や改善点を見出せてなかったら悶々としながら時間だけが過ぎていくことがあります。そんな時には寝る前の読書だって、いくら文字を追っても意味が入ってこないから、もう読むのを諦めるしかなくなるんです。
でも、先日は深い闇に沈み込んでるまま読んだコラムに救われたんです。そこに書いてあったのは、人間は往々にして自分には甘くて他者には厳しいということ。世の中では、確かにそれが正しいルールだとしても、絶対にルール通りでないといけないかというとそうでもないということが書いてあったんです。他者には「ルールだから」と守らせようとするけど、自分が逆の立場になったら、『特別に』とルール以外のことをしてもらったらちょっと嬉しいですよね。
また、なにか不都合があったときには、責任を誰かのせいにしがちだということにも触れられていました。つまり、誰かを責める気持ちになるんだと。けど、他人の心を改めさせることなんて、まず無理なんですって。人間は自分で思ったり考えたりしたことでしか、心は変わらないんです。それと比較すると、自分が変わることは意識するだけだし、どうするべきかを考えたらいいだけなのですごく単純なことなんだと書いてありました。そのコラムのおかげで、沈み込んでいた気持ちが嘘のように軽くなりました。大切なのは自分の事と他人の事の発想の転換です。

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