おみくじから思うこと

神社やお寺のある町を訪れる時、なるべく立ち寄り参拝することにしています。先日もある大きな神社へ行きました。今まで前を通ったことは何度かありましたが、敷地内に入ったのはこれが初めてでした。参道までは幾つかの檜で出来た大きな鳥居があり、それらはとても立派でした。そして境内に近付くに連れておごそかな雰囲気を感じると供に、気持ちも落ち着いてゆくのを感じたものです。また一番始めにくぐった鳥居から10分ほど歩いて辿り着いた境内はとても立派で美しく、今まで行った神社の中でも最も記憶に残る建物だったと後になっても思い出されます。
さて、この日私は参拝後におみくじを引いてみました。そこには「現状に満足することなく向上心を忘れず生きてゆけば必ず幸せになる」と書かれていました。過去にも何度かおみくじを引いたことがありますが、こうした教訓のようなフレーズが記載されていることが多いものです。例えば「人の話に耳を傾けること」「日々目の前のことにあることに手を抜かずに取り組むこと」など、古文や仏教の説法から引用されたもの達には生きている上で心得ておきたいことが詰っていると感じます。またこうしたフレーズを通して決して自分よがりにならず、周囲に耳を傾けてみることは大切なことだと思います。未来に待っている「幸せ」を手にいれるためには、周囲の意見を柔軟に取り入れながらそこまでの過程を充実した豊かなものにしてゆきたいものです。

This entry was posted in 小説LOVE. Bookmark the permalink.

Comments are closed.