先日、知人に誘われて……というより、付き合ってと言う方が正しいんですけど、『占い』に行ったんです。なんでも雑誌で見かけて興味を持ったんだって。雑誌に載ってるくらいなんだから人気がある人なんだと思うんだけど、そもそも私は占い自体をあまり信じていません。いえ、信じていないというよりも、やっぱり悪いことなどは気になってしまうから、あまり目にしたくないというのが本音です。それに囚われることが苦手なんです。朝のテレビで今日の運勢なんていうのをやっていますけど、あえて見ないようにしています。けど、たまたま目の前で始まってしまったら、やっぱり気になってしまいます。だから、付き合うだけで私は絶対に見てもらわないと決めていました。
知人は仕事面で少し悩んでいることがあったから、ちょっと相談したかったみたいです。彼女が占ってもらっている隣で聞いていたんだけど、当たっているような当たっていないような。まぁ、昔から『当たるも八卦当たらぬも八卦』って言いますものね。けど、それよりも私はもっと驚くことがあったんです。そこでは、料金が決まっていなかったんです。つまり、見てもらった人が自分の気持ちで支払うんです。そんなことがあるんですね。以前に読んだ小説に、探偵料をお客さんが結果に見合うだけを振り込むというのがあったけど、物語だからそれで成り立つんだなって思っていたんです。それにしたって小説だとわかっていながら、その人が一体いくら振り込んだんだろうってちょっと気になったものでした。
知人が財布から出した金額は、それが相場なんだそうです。でも、自分で決めるって、なんだか気を使っちゃいます。「これだけ?」なんて思われたらいけないし……難しいです。
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