9月 27

絶対にかけてるはず

いつも小説を読んでいると登場人物や風景など、自分なりのイメージが出来上がります。そして、それが間違いなく正しいものだと信じてしまっています。けど、読み手によってそれは異なるから、本当はどれが正しいなんてないんですけどね。ただ、その小説が映画化されて見たときに、自分が思い描いていた人物や風景と違うと、違和感を覚えてしまうんです。けど、考えれば考えるほど、それって不思議なんです。文章に細かい描写があってイメージしているならまだしも、細かい説明なんて全くないのに、帽子をかぶっているとかメガネをかけている、時にばサングラスをかけているなんて、勝手に思い込んでるんですから奇妙と言った方がいいかもしれません。
先日もある小説を読んでいたら、そこに登場していた先輩の姿を私は無意識にサングラスをかけているとイメージしていたんです。どこにもそんな描写がないのにです。そんな姿の人をどこかで見たことがあるのかな。でもそれって、文章から受けた印象で自分が作り上げてるんですものね。そして、「なんてカッコいい人なんだろう」って思ってしまっていますからね。脳って本当にどうなってるのかな。
でも、もし、その小説が映画化されたとしたら、果たして、その先輩はサングラスをかけているんでしょうか。これは楽しみです。映画化されないかなぁ。

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9月 13

魅惑の誘い文句

仲の良い友人にいつも「私は季節限定には弱い」と話しています。コンビニやスーパーで見かけると、つい手が伸びてしまいます。その時の心理ってどうなんだろって自分でも不思議です。別に「その期間でしか食べられないから」と強く思うわけでもないんですよね。でも、「美味しいに違いない」と圧倒的に思ってしまいます。もちろん、そこに根拠なんてありません。それと、新商品にも興味はあります。でも、こっちは少し用心しています。新商品だからって美味しいとは限らないっていう意識がなぜか働くんです。季節限定では働かないのにね。
先日、この魅惑の商品を買ってしまうかどうかのアンケート結果が掲載されている記事を読んだんです。そしたら、「つい食べてしまう」という人が6割を超えてたんです。やっぱり、季節限定とかNEWと書いてあるものは魅力的だということなんですね。
でも、逆を言うと3割以上の人たちはそうではないということなんです。コメントを見ると「自分の好きなものがあればいい」や「空振りしたときに後悔するから」とか「企業側の戦略には乗らない」などでした。ちょっと頑なな印象です。まぁ、確かにたまに「期待はずれ」なこともありますけどね。でも、確率からすると、「コレいい!」っていうことの方が断然多いです。商品開発をしている人達ってスゴイなっていつも思いますもの。これからもきっと私は、魅惑の誘い文句につられて買っちゃうんだろうな。

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8月 30

別の世界に

この前、小説を読んでたら、「それって、まるで私」と思えるような一節がありました。そのフレーズが出てくるまで、引き込まれるようにそのストーリーを追っていた私は、思わず現実に戻ってしまいました。それは、主人公と彼の奥さんとの会話です。会社で起きたある問題に直面し、それをいかにして切り崩していくかと悩んでいた主人公が奥さんとの時間を過ごしているときに、奥さんから名前を呼ばれるんです。彼はハッと気づき顔を上げたところに彼女がこう言いました。「今、別の世界に行ってた?」って。「そうらしいな」と答える彼。これって、私も時々あるんです。「今、私どっかに行ってたな」って我に返ることもあれば、小説と同じように名前を呼ばれてから、ようやく気付くなんてこともあります。考え事をしていると没頭してしまうんです。目は開いてあるけど、向けられた視線の先を見てるわけではないんです。周りの景色なんて全く見えていないんです。完全に内面に入り込んでいますから。これって、不器用だってことを表しているのかもしれません。職場の人達との飲み会やご飯会の時に、よく上司に言われるんです。私は話してると、箸が止まってるって。食べながら話せばって。そのことが、考えごとをしていると別の世界に行ってしまうことと、関連があるような気がします。でも、そう簡単には治りません。なんせ、子供のときから空想少女だった私は、別の世界に行くことには年季が入っていますから。

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8月 15

14歳の未来

先日、ある雑誌に1冊の本が紹介されていました。著者はある経営コンサルタントの人で、普段、大学生に『企業論』などを教えている人でした。その授業を14歳向けにわかりやすくしたものがその本なんです。その中では未来を作るための思考法を伝授しているらしいんです。14歳って自分の可能性に夢を持って、未来を信じています。そこに書いてあるように、大人はいつのまにか愚痴や不満ばかりを言うようになってしまってる場合も多く、凝り固まった思考や偏見などがあるかもしれません。
歴史に名前が残る人の中には、大人だけど柔軟な思考を持って物事に取り組んで、世の中に結果を残した人がいます。その本の中では『伊能忠敬』と『緒方貞子』が挙げられていました。それを読んでみると、二人とも自分の年齢に左右されていなんです。問題解決へと立ち向っています。通常、大人たちは自分の限界を決めてしまい、鵜呑みにした常識に囚われて現状に文句を言うんだそうです。そして、愚かにも『やらない理由』を考えるというんです。
それを読んだ私は、かつてある人の講演会で聴いたことを思い出したんです。良く似た考え方が根底にあると思います。『何事もやらない理由を探さない』、また『迷ったら困難な方を選択する』ということを話されていました。その時はすごく心が動いたのに、ダメですね。いつのまにか、毎日の生活の中で忘れてしまってるんですから。14歳だったかつての自分と向き合ってみないといけませんね。

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7月 31

ノーベル文学賞を!

毎年ノーベル賞の発表のニュースを耳にすると、日本人の発見や発明ってすごいんだなって思います。特に、受賞した大学の教授のインタビューなどをテレビで見るとその研究の素晴らしさに本当に驚きます。
でも、文学賞には選ばれないですよね。過去には、川端康成と大江健三郎の二人だけです。毎年、候補として名前の挙がる作家さんはいるけど、実現には至っていません。毎年、今年こそはと期待は高まるんですけどね。国内でも様々な文学賞があって、そのたびにニュースになり話題になります。素晴らしい小説が沢山あって、秀でた作家さんも沢山いるのに、世界の基準からしたらまた別物なんですよね、きっと。そういえば、選ばれる作風があるということも何かで読んだことがあります。
けど、先日見かけた記事には、ノーベル文学賞に近い日本人というタイトルで何人かの名前が挙がっていました。いくつかの大手書店の代表の人達が選んでいたんです。その記事を読むと、どの小説も評価が高くて、名前の挙がってる作家さんたちはすごく可能性がありそうに思えました。大それた発言ですけど、私が選者なら絶対に選んでるのになって思います。けど、こんなに海外でも人気の作家さんもいるんだから、候補としては十分なはずです。ぜひぜひ、近い将来に日本中でお祝いしたいものですよね。

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7月 18

『つかみ』にやられました

今、読んでる小説の始まり、つまり、『つかみ』に完全にやられました。以前、英会話の先生からその小説の話を聞いて、一度読んでみようってその時は思ったのに、話題は沢山あってレッスンの間にも色んな話をするから、ついつい忘れてしまっていました。でも、忘れるくらいだから、その時、そんなに強い印象を持たなかったんだと思います。会話が未熟なばかりに、先生が話すストーリーをしっかり理解していなかったということも考えられなくはないです。
先日、書店で何か面白そうな本がないかと探していたときに、たまたま見つけたんです。新刊じゃないから、本当にたまたま目に留まったという感じでした。そのタイトルを見た瞬間、「あ、これって先生がレッスンの時に話していた小説だ」って。上下巻あるから長編です。上巻の最初の方をパラパラとめくってみました。先生がイラストを描いて説明してくれていたことを思い出しました。「そうそう、そんなストーリーの始まりだった」って、ページをめくりながら思っていました。けど、書き出しの文章を読んだら、もうどんどん引き込まれてしまったんです。物語は一つの交通事故から始まるんだけど、その事故を詳しく解説しているわけでも、心理描写が細かいわけでもありません。それなのに、もう読まずにはいられないんです。もちろん、上下巻とも買いました。今、まだ、ごくごく初めのところですけど、これからの展開が凄く楽しみです。

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7月 05

脳の若さを保つ運動

テレビで『脳トレ』が話題になってることがあります。そして、本やゲームにも様々なものがあります。トレーニングすることで衰えを予防できるらしいです。私自身も子供の頃や学生の頃のことを思うと、「昔はすぐに覚えられたのにな」って思うことがあります。だから、やっぱりトレーニングが必要なんだと思います。
実は先日、脳の若さを保つ運動という記事を読みました。その記事に載っていた研究結果とシドニー大学の博士の話によると、知能能力を維持しながら歳をとりたいのなら、週に2回のウェイトトレーニングを継続することが必要なんだそうです。筋肉の増加と脳の容積増加は比例しているんだって。ウェイトトレーニングなんて本当に意外です。でも、筋肉を増加させることは、様々な生活習慣病の予防になるという記事を読んだことがあります。肉体面での健康にも役立つのなら一石二鳥ですしね。大事なのは若いときからの継続です。
そうそう、それとは別に最近の研究で、瞑想することも脳を若返らせることがわかったらしいから、自宅でシンプルに瞑想の時間を作ることもオススメなんだそうです。どちらかというと、こっちの方が私には向いているかも。別に楽な方を選んでるというわけではないんだけど、瞑想なら、寝る前のちょっとした時間でもできそうですもの。そのまま眠ってしまう恐れがあることだけ注意すればね。

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6月 20

夢で泣くこと

この前、友人が夢診断という本を持って来て、見せてもらったんです。夢占いなんていうのも聞いたことがあります。実際に起きた時にすごく気になることもあります。そういえば、子供のころはよく同じ夢を繰り返し見たっけ。
その本を見ていたら、泣く夢について書いてあったから真剣に読んじゃいました。ここ最近はないけど、子供の時はよく、大人になってからも時々あります。目が覚めてみたら泣いてるんです。時には、声を上げていることもあって、自分の声と涙で目が覚めたこともあります。意味があるのかな、何か悪い予兆だったら嫌だなっていつも思っていました。でも、その本によると泣く夢は吉だと書いてあったんです。悲しみの涙を流していたとしても、もうすぐ楽しくて幸せなことが来るという暗示なんですって。もちろん、嬉し涙だって良いことなんです。日常に大きな幸せが訪れる予感なんだって。ただ、起きても泣いている場合は疲れているかもしれないんだそうです。それを良いキッカケだと思って休息をとった方がいいらしいです。
以前、起きた時に涙が溢れていたら、そのことがすごく気になってたんだけど、その本のおかげでスッキリしました。意外とそれで心が開放されてるのかもしれないって思えます。これからは、もし、泣いたとしても平気です。

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6月 05

ラベンダーの香り

私はラベンダーの香りが大好きです。芳香剤でもアロマオイルでも、まずはラベンダーを選んでしまいます。うっとりとして幸せな気分になるところが何よりも素敵です。そして、それに包まれるといつも思い出す小説があります。主人公の少女がラベンダーの香りを嗅いで、気を失ってしまったところから物語が始まって、タイムトラベルをするんです。本当に大好きな小説です。もう何度読み返したかわかりません。何度か映画化もされて、テレビでも放送されました。でも、主人公の少女はもちろん、全ての登場人物が小説を読んだことで私の頭の中には出来上がってるから、テレビなどの映像とのギャップに、どうしても違和感があるんです。やっぱり自分の頭の中のものが一番しっくりくるんです。小説は文字だけだけど、読む人によって異なったイメージを持ちます。だから、読者の数だけ登場人物の姿があって、風景だって色々あるんだと思います。けど、その物語は香りまでそこに織り込むなんて、なんて素敵な手法なんだろうって感心してしまいます。それは人間の記憶にすごく働きかけるものだと思うから、物語のスパイスになったんだと思います。そして、私はというと、ラベンダーとその小説が完全に結びついていますもの。香りって本当にすごい影響力ですね。

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5月 21

その怖さは想像できない

世の中には一般公募でも色んな文学賞があります。純文学からライトノベルまで。その内容だって、恋愛小説からミステリーやホラー、ファンタジーまで様々です。そして、受賞作はその講評を読んでみて、「これ絶対に読んでみたい」って思うものも多いです。でも、先日、紹介されてた本は表紙のイラストがかなり不気味で、それだけでも、それが恋愛小説やファンタジーではないことがわかりました。その著者は、以前から相当奇抜な発想の小説を書いているらしく、その内容やグロテスクな描写にミステリー大賞の選考委員が眉をひそめたと書いてありました。あまりに衝撃の内容のせいで、落選したということでした。小説の内容もだけど、ある意味、その事実が衝撃的です。記事には内容についての解説もあったけど、とてもじゃないけど私には口にすることもできないようなものでした。そんなストーリーを考えることが凄いなって思ってしまいます。けど、誰もが思いつくようなことでは、読者を惹きつけることはできません。想像や空想、虚構の世界に入り込めるのが小説の魅力なんですもの。そこに関わってくる人間の深層心理というものは、時には物凄く恐ろしいこともあります。デビューしてからも、彼の作品の路線は変わっていないんです。でも、そこに紹介されていた本は、ただグロテスクというのではなく、『実に良くできたミステリー』だと、かなりの高評価でした。講評を読むと興味は湧いてくるんだけど、私には読む勇気が今はとても持てそうにはありません。

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