人にはそれぞれ生きてきたドラマがある

人の数だけドラマがあると思います。それは決して素敵なことばかりではなくて、時には辛かく壮絶なものでもあります。出来れば苦しいことは避けて通りたいものですが、そうはさせてくれないのがまた人生だと感じるのです。そんなことを思ったのは先日読んだ女性作家のライフスタイルについて記された本がきっかけでした。もう何十年も前に飛行機事故で亡くなられた方ですが、今でも小説が原作となったドラマが放映され、映画が公開されています。
先日読んだ書籍には、小説家としてまた脚本家として華やかな活躍をしていたことが書かれており、お洒落で凛とした女性だったことが手に取るように分かりました。そしてこの本の最後には「歩み」として西暦と年齢とその時々の出来事が書かかれていました。西暦は生まれた時から始まり、学生時代、出版社への就職、作家としての活躍、そして病に冒されていた時代があったことを知りました。たくさんの作品を世に送り出し、積極的に海外へ旅行して充実した道を歩んでいたと思っていた私にとって病気のことは驚きでした。重い病気と向き合った時代がありがらも楽しむことを謳歌していたことを尊敬すると供に、自分も充実した年の取り方をしたいと思ったのでした。51歳という若さで不慮の事故で亡くなられましたが、こうした書籍に出会うことで、いつまでも美しくカッコイイ女性として私の心の中で生き続けています。

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