きっかけはどこにでもある

新しいことを始めるタイミングって、ほんの些細なきっかけだったりします。意識をして「よし、始めるぞ」となると、気合がいるから、なかなか踏み出せないことが多いですけど、自分でもびっくりするくらいすんなり始めていることがあります。
先日、職場の男性がまさにそんな様子でした。彼はIT関係にすごく長けていて、趣味はゲームといった人です。読書が趣味の私とはほぼ共通点が見つからないような感じの人です。その彼が驚くことに、本を読んでいたんです。それも小説だっていうんだから、さらに驚きでした。彼の口から「すごく面白い」という言葉が出てきた時には、もうビックリを通りこしてしまいそうでした。話を聞いてみると、その本は友人の忘れ物なんですって。連絡を取ったら、「面白いから読んでいいよ」と言われたらしいんです。それで、せっかくなのでページをめくってみたら、なんか、やめられなくなったんだって。「今までは小説なんかまったく興味がなかったのに」と話していました。だから、自分でも不思議だと。これをきっかけに、もしかしたら、これからも読むかもしれないって。とりあえず、その本の著者が気に入ったってことみたいです。そう考えたら、本当に何がきっかけになるかわからないですよね。彼の場合はその友人に感謝ですね。

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