心ここに有らずの時に読みたい本

心が乱れがちな時、「禅」についての本を読むことにしています。周囲のことに敏感に成り過ぎてしまい、心ここに有らずの時は気持ちを静めて穏やかになるためにも「禅」の教えを学ぶことは有意義なことだと感じています。
先日、日々の生活の忙しなさから行動がぞんざいになってしまっていることに気付き、早速図書館で僧侶が書いた本を借りました。その作品を電車の中や夜眠る前に読み、ここ最近の行動を深く反省したのでした。忙しい日々にかまけてしまい、見失いかけていた大切なことを自分の元に取り戻すべく、この作品は非常によい効果を得られたと感じました。例えば「姿勢を正すこと」「深く呼吸をすること」「他者との良好な関係を築くこと」「今自分が生きていることに感謝すること」について書かれた文章を読んでいると非常に感慨深い思いになるものです。そしてもっと人として成長せねばと強く感じたのでした。読み進めてゆくうちに、気持にも変化が訪れ一つ一つの行動が丁寧になり、シャンとした姿勢でいる自分に気付きました。人は完璧ではないため、いつでもいいモチベーションでいることは非常に難しいことです。しかしながら心がよい状態であるように努めることはできるのではないでしょうか。これからも今の自分に疑問を感じた時は、こうした書籍に触れ日常生活をよいものにしてゆきたいと思いました。

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