推理小説にはまった小学生時代

小学生時代に夢中になったシリーズ小説がありました。それはある探偵団が主人公の推理小説です。そのシリーズを書いた小説家は今でも根強いファンを持つ、言わずと知れた作家です。少年探偵団シリーズから大人向けの甘美でどこかおどろおどろしい作品まで幅広い作品をたくさん世に残しています。
先日、部屋の書棚を整理した時のこと、小学生時代に借りたまま返していなかった文庫本を見つけました。とても分厚い本で表紙には少々怖いイラストが描かれていました。当時このシリーズの小説を食い入るように読んでいたことを懐かしく思い、もう一度読み返してみることにしました。大人になってからはどちらかというと甘美とエロスが香るこの作家の作品を気に入るようになりましたが、当時読んでいたシリーズものもとても面白かったです。思わず今からまた図書館に通い、片っ端から読みたいという衝動に駆られたものです。
小学生時代を過ぎた私の読書経歴は一度途絶えてしまいましたが、面白い推理小説に出会ったことからまた読書を楽しむようになりました。そして今でもお気に入りのジャンルの一つとして推理小説はとても大きな位置を占めています。これはもしかしると小さい頃に出会った作品の影響も多かれ少なかれあるのではないかと感じています。時には過去を振り返り自分が読んできた作品を顧みることは、これからの読書の楽しみにも繋がると切実に感じています。

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