7月 05

脳の若さを保つ運動

テレビで『脳トレ』が話題になってることがあります。そして、本やゲームにも様々なものがあります。トレーニングすることで衰えを予防できるらしいです。私自身も子供の頃や学生の頃のことを思うと、「昔はすぐに覚えられたのにな」って思うことがあります。だから、やっぱりトレーニングが必要なんだと思います。
実は先日、脳の若さを保つ運動という記事を読みました。その記事に載っていた研究結果とシドニー大学の博士の話によると、知能能力を維持しながら歳をとりたいのなら、週に2回のウェイトトレーニングを継続することが必要なんだそうです。筋肉の増加と脳の容積増加は比例しているんだって。ウェイトトレーニングなんて本当に意外です。でも、筋肉を増加させることは、様々な生活習慣病の予防になるという記事を読んだことがあります。肉体面での健康にも役立つのなら一石二鳥ですしね。大事なのは若いときからの継続です。
そうそう、それとは別に最近の研究で、瞑想することも脳を若返らせることがわかったらしいから、自宅でシンプルに瞑想の時間を作ることもオススメなんだそうです。どちらかというと、こっちの方が私には向いているかも。別に楽な方を選んでるというわけではないんだけど、瞑想なら、寝る前のちょっとした時間でもできそうですもの。そのまま眠ってしまう恐れがあることだけ注意すればね。

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6月 20

夢で泣くこと

この前、友人が夢診断という本を持って来て、見せてもらったんです。夢占いなんていうのも聞いたことがあります。実際に起きた時にすごく気になることもあります。そういえば、子供のころはよく同じ夢を繰り返し見たっけ。
その本を見ていたら、泣く夢について書いてあったから真剣に読んじゃいました。ここ最近はないけど、子供の時はよく、大人になってからも時々あります。目が覚めてみたら泣いてるんです。時には、声を上げていることもあって、自分の声と涙で目が覚めたこともあります。意味があるのかな、何か悪い予兆だったら嫌だなっていつも思っていました。でも、その本によると泣く夢は吉だと書いてあったんです。悲しみの涙を流していたとしても、もうすぐ楽しくて幸せなことが来るという暗示なんですって。もちろん、嬉し涙だって良いことなんです。日常に大きな幸せが訪れる予感なんだって。ただ、起きても泣いている場合は疲れているかもしれないんだそうです。それを良いキッカケだと思って休息をとった方がいいらしいです。
以前、起きた時に涙が溢れていたら、そのことがすごく気になってたんだけど、その本のおかげでスッキリしました。意外とそれで心が開放されてるのかもしれないって思えます。これからは、もし、泣いたとしても平気です。

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6月 05

ラベンダーの香り

私はラベンダーの香りが大好きです。芳香剤でもアロマオイルでも、まずはラベンダーを選んでしまいます。うっとりとして幸せな気分になるところが何よりも素敵です。そして、それに包まれるといつも思い出す小説があります。主人公の少女がラベンダーの香りを嗅いで、気を失ってしまったところから物語が始まって、タイムトラベルをするんです。本当に大好きな小説です。もう何度読み返したかわかりません。何度か映画化もされて、テレビでも放送されました。でも、主人公の少女はもちろん、全ての登場人物が小説を読んだことで私の頭の中には出来上がってるから、テレビなどの映像とのギャップに、どうしても違和感があるんです。やっぱり自分の頭の中のものが一番しっくりくるんです。小説は文字だけだけど、読む人によって異なったイメージを持ちます。だから、読者の数だけ登場人物の姿があって、風景だって色々あるんだと思います。けど、その物語は香りまでそこに織り込むなんて、なんて素敵な手法なんだろうって感心してしまいます。それは人間の記憶にすごく働きかけるものだと思うから、物語のスパイスになったんだと思います。そして、私はというと、ラベンダーとその小説が完全に結びついていますもの。香りって本当にすごい影響力ですね。

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5月 21

その怖さは想像できない

世の中には一般公募でも色んな文学賞があります。純文学からライトノベルまで。その内容だって、恋愛小説からミステリーやホラー、ファンタジーまで様々です。そして、受賞作はその講評を読んでみて、「これ絶対に読んでみたい」って思うものも多いです。でも、先日、紹介されてた本は表紙のイラストがかなり不気味で、それだけでも、それが恋愛小説やファンタジーではないことがわかりました。その著者は、以前から相当奇抜な発想の小説を書いているらしく、その内容やグロテスクな描写にミステリー大賞の選考委員が眉をひそめたと書いてありました。あまりに衝撃の内容のせいで、落選したということでした。小説の内容もだけど、ある意味、その事実が衝撃的です。記事には内容についての解説もあったけど、とてもじゃないけど私には口にすることもできないようなものでした。そんなストーリーを考えることが凄いなって思ってしまいます。けど、誰もが思いつくようなことでは、読者を惹きつけることはできません。想像や空想、虚構の世界に入り込めるのが小説の魅力なんですもの。そこに関わってくる人間の深層心理というものは、時には物凄く恐ろしいこともあります。デビューしてからも、彼の作品の路線は変わっていないんです。でも、そこに紹介されていた本は、ただグロテスクというのではなく、『実に良くできたミステリー』だと、かなりの高評価でした。講評を読むと興味は湧いてくるんだけど、私には読む勇気が今はとても持てそうにはありません。

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5月 08

好きなジャンル

本屋さんで新刊や人気の本を見ていると、ミステリー作品が多いですよね。そして、ミステリーと一言で言っても、緻密な計画や時間のトリックがあるものから、恐怖で息もできなくなるような気分になるものまであって、医療現場や警察が出て来るものも多いです。分刻み、秒単位での時間が関わってくる鉄道ミステリーで有名な作家さんもいます。私も読むことは読みますけど、深刻な雰囲気の小説はどちらかというと苦手です。体力と精神力が必要ですもの。事件やトリックがあってもちょっとコメディタッチのものが好きです。そこにドロドロした人間関係だけがあるんじゃなくて、ちょっとした恋心が描かれていたり、テンポのいい掛け合いがあったり、ボケとツッコミのようなセンスのいい笑いのスパイスが散りばめられていたり、そんな物語に夢中になります。人間の深層心理を描いてあると、かなり重たい雰囲気になってることが多いけど、グロテスクな表現でなければなんとか乗り切れます。
でも、やっぱり読んでいて楽しいって感じられることが基本です。たまに「もうしんどくて無理」なんて思ってしまうことがありますもの。義務的な勉強ではないんですから。
ワクワクしながらどんどん進めていけるミステリー、最近、読んでないなぁ。ちょっとリサーチ開始してみるべし!

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4月 25

季節外れはとっても魅力的

小説を読んでいると、時々出て来る『季節外れの……』という言葉。その言葉で一気に物語が魅力的になる気がします。季節外れの雪、ひまわり、コスモス、転校生、などなど。その言葉一つで、なんだかストーリー展開がすごく期待できそうって思ってしまいます。けど、実生活でも季節外れなものに出会うことがありますよね。「今頃、こんなところに、こんなものが……」という経験が私にもあります。今までに道端や自宅の庭にタンポポや小菊を見つけたことがあります。もちろん、咲く時期ではない時にです。いつもより何倍にも可愛く見えたりするものです。そういえば、蝶を見かけたときもあったっけ。「え!? 今ごろ飛んでる」って。そんな時には美しい蝶に見とれてしまいます。害虫だったら意外性があったとしても嬉しくないですけどね。そうそう、いつか旅行に行ったときに、4月だというのに、雪が降ったこことがあったっけ。その時は、まさに『季節外れの』がドンピシャでした。
でも、やっぱり何でも、その季節なら珍しくなくて当たり前なのに、別の時に目にすると、不思議と急に素敵なものに変化してしまうんですよね。そして、それを見つけたときには本当に心が踊ります。久しぶりにテンションの上がるそんな体験をしてみたいです。

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4月 11

幸せな人生のために

誰でも幸せになりたいと思っていますよね。そのために仕事をしているんだと思いますし、夢や目標があればそこに向かって進んで行くんだと思います。先日、たまたま雑誌で見かけたコラムに『幸せな人生を送る10のルール』というのが書いてありました。それを読むと、「なるほど」ということから、「痛いところを突かれた」と思うような内容までありました。そこに挙げられていたルール10個の中で、すごく心に響くことがいくつかありました。
まず、「何をするべきか」ではなく「何がしたいか」と考えて生きるべきだと。そして、やるべきことではなく、自分が幸せになることをする、というルールです。人間は自分がやりたいことなら、強い気持ちでそこに立ち向かえます。他人との比較ではなく自分自身を見つめることが大事なんだと思います。そして、『閃き待ち』は単なる先延ばしの言い訳だと書いてあったんです。なんかそれって私にも思い当たる節があります。
また、結果を恐れて挑戦しないことは一番大きな後悔になる、ということも挙げられていました。これはすごく共感します。私も「これをすればどうなるだろう」と行動を起こすことに迷いを感じることがあります。でも、「やれば良かった」という後悔はしたくないと思うんです。たとえ結果が良くなくても、それは自分の成長に繋がります。そして、最後のルールは、『自分には才能がない』トラップに引っかからない、でした。自分に才能がないと思うのは、「○○みたいになりたい」という思考をしているからなんだそうです。人と比べる事をやめて、やりたいこと・好きなことをすればいいんです。それを続けていけば上手くなるし、嬉しいことや楽しいことがあるものなんですって。これってすごく気持ちが明るくなります。そう考えるだけでも幸せな人生になりそうです。

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3月 27

自分事、他人の事

夜にベッドに入ってから、その日にあったことが蘇ってくることがあります。嬉しいことなら微笑みながら眠りにつくんだけど、失敗したことやトラブルについてなら、その解決策や改善点を見出せてなかったら悶々としながら時間だけが過ぎていくことがあります。そんな時には寝る前の読書だって、いくら文字を追っても意味が入ってこないから、もう読むのを諦めるしかなくなるんです。
でも、先日は深い闇に沈み込んでるまま読んだコラムに救われたんです。そこに書いてあったのは、人間は往々にして自分には甘くて他者には厳しいということ。世の中では、確かにそれが正しいルールだとしても、絶対にルール通りでないといけないかというとそうでもないということが書いてあったんです。他者には「ルールだから」と守らせようとするけど、自分が逆の立場になったら、『特別に』とルール以外のことをしてもらったらちょっと嬉しいですよね。
また、なにか不都合があったときには、責任を誰かのせいにしがちだということにも触れられていました。つまり、誰かを責める気持ちになるんだと。けど、他人の心を改めさせることなんて、まず無理なんですって。人間は自分で思ったり考えたりしたことでしか、心は変わらないんです。それと比較すると、自分が変わることは意識するだけだし、どうするべきかを考えたらいいだけなのですごく単純なことなんだと書いてありました。そのコラムのおかげで、沈み込んでいた気持ちが嘘のように軽くなりました。大切なのは自分の事と他人の事の発想の転換です。

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3月 15

本の読み方

普段は意識してないけど、先日、私って2通りの本の読み方をしているなって気づいたんです。もちろん、家でも通勤電車の中でも本は黙読をしているわけなんだけど、ただ文字を目で追っているときと、心の中で声を出しているときがあるんです。幼い時の絵本や学校の教科書なんかは音読をしていましたよね。でも、ある程度の年齢になってからは、何かで発表をするときしか普段は声に出す機会ってなくなりました。だから、心の中で声に出すっていうのも実際には黙っているんだから、なんだか変な表現なんですけどね。自分が書いた文章を見直ししているときは、明らかに心の音読をしています。そして、内容が難しい専門書や難解な小説も。文章をひとつひとつ頭に入れようとしているときはそんな気がします。それとは逆に、気楽にどんどんページが進む小説の場合は、登場人物のセリフが頭の中で聞こえてきます。これって不思議な現象です。だって、登場人物って男性も女性もいれば、年齢も様々です。自分が演じているわけでもないのに、文字からそれぞれの姿だけでなく声まで再現されているんだから。それは私の知人か、もしくは映画やテレビで見た俳優さんか、きっと誰かの声なんでしょうね。だって、脳が記憶の中から引っ張り出してきたとしか考えられないですもの。読書って、本当に不思議体験ができますよね。

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3月 01

温かみがある読み物を欲しています

ここ最近出会う読み物達は、心をほっこりさせてくれる作品が多いものです。あまり意識して手に取るわけではありませんが、今の自分は少々心が乾いているため、温かい読み物を求めているのかもしれないと感じることがあります。
先ほど読み終えた短編小説もまた、優しさと穏やかさがとても印象的な作品でした。そしてなんとも言えないふんわりとした甘い後味は、余韻として私の胸に広がっています。この物語は一組のカップルが雪山のコテージで過ごした一晩のことが描かれています。初めての旅行に胸を踊らせていたのですがそのコテージは寂れていてまるで物置のようでした。少しショックを受けながらも持ち前の独創性と楽しむ気持ちを生かして部屋中にクリスマスの飾り付けをしてキャンドルを置き、まるでおしゃれなホテルの一室のようにしたのでした。そして前持って頼んでおいた粋で素敵なお料理をケータリングして、美味しくてスイートな夜は更けていったのです。
お金をかけなくたって楽しむ心意気があればきっと幸せな気持ちでいられると思います。そこに好きな人がいて美味しい料理があればもうそれだけで十分なのかもしれません。楽しむことを忘れず明るい思考でいれば幸せはどんどん開けていくし、今まで知らなかった価値観も発見できるものです。こうしたことに気付くことで、心も暮らしも潤うようになると感じたのでした。

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